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Legend Story
19.09.07
栗原恵
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長きに渡り日本の女子バレーボール界のエースとして活躍した栗原恵が
今年6月、現役生活にピリオドを打った。
  
身長187センチのアタッカーで、高校1年の時には、
全国総体、国体、春高バレーの高校3冠を達成。
高校時代から全日本入りし、2004年のアテネ、
続く北京オリンピックでも中心選手として活躍。
2大会連続で5位入賞に貢献した。

愛らしいルックスからプリンセスメグの愛称で親しまれ、
同い年の大山加奈とは、
メグカナフィーバーを巻き起こした。
走り続けた17年間の競技生活、それは決して順風満帆ではなかった。

北京オリンピックの翌年、長年痛みを抱えてた左膝に水がたまり、
診断結果は、半月板断裂。
メスを入れることは避けようとしたが、
日に日に増す痛みに耐えきれず手術に踏み切った。
リハビリを経て、半年後の世界選手権で復帰し、
日本の銅メダル獲得に貢献。
しかしその後、再び左膝を怪我し、2度目の手術へ。
その影響から、日本が28年ぶりに銅メダルを獲得した
2012年のロンドンオリンピックでは代表から外れ、
失意のどん底を味わった。
2013年には、右膝を手術、麻酔が切れた後は、
あまりの激痛から競技復活どころか
再び歩けるようになるのかも不安になった。
怪我を抱えながらも
ベテランの34歳まで栗原がコートに立ち続けたのは、
多くのファンからの励ましの声と、
純粋にバレーボールが好き、という思いがあったから。

栄光も挫折も味わったバレーボール人生…。
引退会見の壇上、無数のフラッシュが照らす中、
栗原恵は、「本当にやり切ったなという晴れやかな気持ち」と
さわやかな笑顔で語った。


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