今月、東京ドームで行われるメジャーリーグの開幕戦、
オークランド・アスレチックス 対 シアトル・マリナーズ。
日本でのメジャー開幕戦は、7年ぶり5回目となる。

初めて行われたのは2000年、
東京ドームで行われたシカゴ・カブス対ニューヨーク・メッツ。
前年までメッツに所属していたピッチャー・吉井理人がロッキーズにトレードされ、
日本人選手は不在だったが、
カブスの主砲、サミー・ソーサ、メッツのキャッチャーで野茂英雄の
女房役としてもお馴染み、マイク・ピアザらも来日し、
日本のファンを大いに沸かせた。

2004年には、ニューヨーク・ヤンキース　対　
タンパベイ・デビルレイズの開幕戦が行われ、
ヤンキースで2年目の松井秀喜が凱旋。
第2戦、古巣・東京ドームでホームラン第1号を放ち、
スタンドから大歓声を浴びた。

2008年には、松坂大輔と岡島秀樹が所属する
前年のワールドチャンピオン、ボストン・レッドソックスが
オークランド・アスレチックスとの開幕戦を戦った。
レッドソックスの開幕投手を務めた松坂は、
制球に苦しみながらも我慢のピッチングで、5回2失点で降板。
試合は延長戦の末、6対5でレッドソックスが勝利、
同点の9回に登板した岡島が勝利投手となった。

そして、7年前のオークランド・アスレチックス 対
イチロー、川崎宗則、岩隈久志らが所属するシアトル・マリナーズ。
メジャー12年目のイチローは、
初戦、3番ライトで出場し5打数4安打と固め打ち。
バッターボックスに入るたびに無数のフラッシュがたかれる中、
ファンの期待にバットで答えた。

同一カードで幕を開ける今シーズンのメジャーリーグ。
間もなく、東京ドームにメジャーリーグのプレーボールが響く。

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