近年、世界的な超ビッグネームが加入し話題を集めるＪリーグ。
今シーズンからヴィッセル神戸に、3人目となるワールドカップの優勝経験者が加わった。

2017年、元ドイツ代表のフォワード、ルーカス・ポドルスキ、2018年には、世界的なビッグクラブ、スペインのバルセロナと、スペイン代表で司令塔を務めたイニエスタ。
そして新たに名を連ねるのが、イニエスタと同じバルセロナでもプレーし、スペイン代表では、歴代最多の59ゴールをマークした点取り屋、ダビド・ビジャ、37歳。

バルセロナでは、チャンピオンズリーグを制覇。
2010年のワールドカップ南アフリカ大会では、5得点をあげて得点王に輝き、スペインの初優勝に貢献した。

世界的なストライカーのビジャだが、そのサッカー人生は、決して順風満帆では無かった。

4歳の頃、右足の大腿骨に異常が見つかり、医師からは、サッカーどころかまともに歩けなくなる可能性も指摘された。
それでもビジャは、サッカー選手になる夢を諦めず、動かせる左足で練習を続けた。
その後、右足が完治。
結果的にビジャは、左右両足を使いこなせるようになり、その両足から繰り出す正確無比なシュートは、大きな武器となった。

バルセロナ、アトレティコ・マドリード、ニューヨーク・シティなど、数々のクラブを渡り歩き、ゴールを量産。
ゴールスコアラーとして名を上げてきた。
新天地となるヴィッセル神戸を「より高みにもっていく」と力強く語ったビジャ。
イニエスタ、ポドルスキとの“ビッグ3”でプレーを見せてくれるのか、ダビド・ビジャがJリーグに新たな風を吹かせる。


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