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Legend Story
19.01.19
神戸製鋼

2018年12月15日、秩父宮ラグビー場で、
深紅のジャージが歓喜に沸いた。
ラグビーの日本選手権を兼ねた
トップリーグの順位決定トーナメント決勝。
神戸製鋼は、サントリーに55対5で圧勝し、
日本選手権で18大会ぶり、
トップリーグでは15シーズンぶりの優勝を果たした。

前半3分にトライを決めて先制。
12分にも2つ目のトライを決め序盤からリード。
前半で22対5と大きな差を付けた。

神戸製鋼は、その後も主導権を握り続け、後半は5つのトライ、
さらに、昨シーズンから新たに加わった、
元ニュージーランド代表の司令塔、ダン・カーターも
得意の左足のキックでゴールを決めて得点を重ねた。
50点の大差を付けてノーサイド。

表彰式、壇上に立ったゲーム主将の橋本大輝、
その手には、平尾誠二の遺影があった。
2016年、53歳という若さでこの世を去った
“ミスター・ラグビー”平尾。
神戸製鋼は、平尾を中心に1989年、
“平成最初”の日本選手権で初優勝。
90年代に黄金期を築いたが、
トップリーグを最後に制した2003年以降は、
長い低迷期も味わった。

昨シーズンは、キックを多用せず、パスを繋ぐという、
かつて平尾らが体現していたスタイルへと回帰。
そして、世界一のスタンドオフのカーターが、
年間MVPに輝く活躍でチームを牽引した。

平尾の意志を継ぎ、新たな力を加えた名門・神戸製鋼が、
“平成最後”の大会で見事復活を遂げた。


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