• mixi
  • Facebook
  • ツイッター
  • Google
  • TOKYO FM
  • TOYOTA
Home>Legend Story
Legend Story
18.12.29
大迫傑

今年10月7日、アメリカのシカゴマラソンで、
日本のマラソン史上最速のランナーが誕生した。
大迫傑が、日本人で初めて2時間6分を切る2時間5分50秒でゴールした。

スタート時の気温は13度、湿度は95%と
過酷な気象条件の中でのレース。
大迫は序盤から先頭集団につき、
強豪選手らが激しくペースを上げ下げする展開の中、
冷静に自分のラップを刻んだ。
早稲田大学時代は、チームのエースとして
4年連続で箱根駅伝を走り、卒業後は実業団に所属。
大きな転機となったのは、2015年3月。
大迫は、会社を退社して妻と子供とともにアメリカに渡り、
オレゴン州を拠点とする「ナイキ・オレゴン・プロジェクト」に参加。
世界と戦うため、プロのランナーとして練習を積んだ。

2016年の日本選手権では、5000メートルと1万メートルで優勝、
リオオリンピックにも出場した。
去年4月のボストンマラソンで、マラソン初挑戦。
2時間10分28秒で3位に入ると、2戦目の福岡国際マラソンは、
2時間7分19秒で3位と、大幅にタイムを縮めた。

そして、3戦目となったシカゴマラソン。
レース後半、ペースが上がり、10人以上いた先頭集団は
35キロ過ぎには半分の5人となった。
それでも大迫は食らいつき、トップ争いを展開。
「最後の2、3キロでいけると思った」と、
記録更新に手応えを感じながら最後の力を振り絞り、
ガッツポーツでゴール。
今年2月の東京マラソンで設楽悠太が出した
日本記録を21秒更新した。

一躍、日本長距離界のエースとなった大迫傑。
「4分台、その先を狙っていかないといけない」と、
さらなる日本記録更新と東京オリンピックでの高みを目指す。


----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

過去1週間分の番組が無料でお楽しみいただけるradikoタイムフリー
番組を聴いて気に入ったら、SNSで友達にシェアしよう!

12月29日(土)OA分の放送はこちら

Message

Circle of Friendsや藤木直人さん、高見侑里さんへのメッセージはこちらから。あなたのスポーツ体験と気分を盛り上げるためには欠かせないリクエスト曲をお待ちしています。