• mixi
  • Facebook
  • ツイッター
  • Google
  • TOKYO FM
  • TOYOTA
Home>Legend Story
Legend Story
18.07.07
オリバー・カーン
null

2002年日韓ワールドカップ、頂点に立ったのは、歴代最多となる5度目の優勝を飾ったブラジル。

ピッチ上で、カナリア軍団が喜びを爆発させ、敗れたドイツの選手たちが、呆然と立ち尽くす中ひときわ目を引いたのが、ドイツのゴールキーパー、オリバー・カーン。
ゴールポストにもたれ、一人座り込み、ただ一点を見つめる姿は、強烈な印象を残した。

カーンは、この大会、キャプテンとして出場。
身長188センチ、91キロ、金髪で強面、ゴール前で放つ圧倒的な存在感、そして、鬼気迫る表情はまさに闘将。
スーパーセーブを連発し、決勝までの6試合でわずか1失点、前評判が決して高くなかったドイツを決勝まで導いた。

およそ7万人の観客が見つめたドイツ対ブラジル。
前半、カーンは、怪物ロナウドを擁し、大会屈指の攻撃力を誇るブラジルにもゴールを許さず、0対0で折り返した。
しかし、後半22分、鉄壁を誇っていたカーンの守備がついにほころびを見せた。
リバウドが左足で放った強烈なミドルシュートは、カーンの正面だったが、その前のプレーで手を痛めていた為かキャッチできず、前にはじいた。
そこに詰めたのがロナウド。右足で押し込まれ、先制点を許した。
34分には、クレベルソンのパスをリバウドがスルー、それを再び怪物に決められ、2失点。

試合後、先制点に繋がるミスを悔やんだカーンだったが、優勝の立役者、ロナウドを押し退け、大会MVPを獲得。
ゴールキーパーとして史上初の称号を手にし、オリバー・カーンは、世界一のゴールキーパーとなった。


----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
過去1週間分の番組が無料でお楽しみいただけるradikoタイムフリー
番組を聴いて気に入ったら、SNSで友達にシェアしよう!

7月7日(土)OA分の放送はこちら

Message

Circle of Friendsや藤木直人さん、高見侑里さんへのメッセージはこちらから。あなたのスポーツ体験と気分を盛り上げるためには欠かせないリクエスト曲をお待ちしています。