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Legend Story
18.06.09
ロベルト・バッジョ
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1994年のサッカー・ワールドカップアメリカ大会、“イタリアの至宝”ロベルト・バッジョは、決勝のブラジル戦でPKを外し、天を仰いだ。

背番号10を背負い、イタリアのエースとして出場したこの大会、決勝トーナメント1回戦のナイジェリア戦では、試合終了間際に起死回生の同点ゴール、さらに、延長では、自ら得たPKを決めてチームを勝利に導いた。
続く準々決勝のスペイン戦でも終了1分前に決勝ゴール、準決勝のブルガリア戦も2得点を挙げる活躍を見せた。

迎えた決勝のブラジル戦。延長まで戦い抜き、0対0。
決着はPK戦にゆだねられた。
最終キッカーのバッジョが外せばイタリアの負けという場面。
負傷をおして戦い続けたバッジョが蹴ったボールは、ゴールバーの上に大きく外れた。

1967年、イタリア北東のビチェンツァに生まれたバッジョ。
19歳の時にフィオレンティーナでセリエAデビュー。
その後、ユベントスやACミランなどイタリアの名門クラブを渡り歩き、ストライカーとして、チャンスメーカーとして、“ファンタジスタ”と呼ばれる華麗なプレーで、世界中のサッカーファンを魅了した。

イタリア代表では、自国開催の1990年イタリア大会、94年のアメリカ大会、98年フランス大会とワールドカップに3大会連続出場。
イタリア大会では、準決勝のアルゼンチン戦で、PK戦の末に敗れた。
そしてバッジョにとって最後のワールドカップとなったフランス大会、準々決勝のフランス戦。
0対0のままPK戦に突入し、バッジョは、最初のキッカーとしてゴールを決めたが、チームはここで敗退した。
ワールドカップでは、ことごとくPK戦で涙を飲んだロベルト・バッジョは言う、
「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ」と。

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