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Legend Story
18.05.19
西野朗新監督
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サッカー、ワールドカップ・ロシア大会までおよそ2か月というタイミングで発表された、ハリルホジッチ監督の電撃解任。

新たに監督に就任したのは、日本のサッカーを知る男・西野朗。
Jリーグでは、柏レイソルやガンバ大阪など、4チームで指揮を執り、その勝利数は、歴代最多となる通算270勝に上る。
中でも、2002年から10シーズン率いたガンバ大阪では、アジアチャンピオンズリーグで優勝するなど、黄金時代を作り上げた。

現役時代は、ミッドフィルダーとして活躍し、早稲田大学在学中に日本代表に選ばれた。
大学卒業後は、日本リーグの日立製作所でプレー。
1990年、35歳で現役を引退し、指導者の道へと進んだ。

そんな西野が一躍脚光を浴びたのは、1996年のアトランタオリンピック。
日本の1次リーグ初戦の相手は、優勝候補筆頭のブラジル。
ロベルト・カルロス、ロナウジーニョらの若手に、オーバーエイジ枠でリバウド、ベベット、アウダイールという、そうそうたるメンバーが並んだ。
西野は、あえてオーバーエイジ枠を使わず、アジア予選を戦い抜いたメンバー、キャプテン・前園真聖をはじめ、中田英寿、城彰二、川口能活ら、後に日本を代表する選手たちで勝負する。
圧倒的な力の差がある相手に、西野が選んだのは超守備的なスタイル。

試合は、ブラジルの猛攻に日本がひたすら耐え続ける展開、守護神・川口のファインセーブが何度も日本のゴールを救った。
そして後半27分、伊東輝悦が、ゴール前のこぼれ球を流し込んで先制のゴールをあげた。
一方、ブラジルは、28本ものシュートを放ちながら、日本のゴールネットを揺らすことは出来ず、1対0で日本が勝利。
西野は、「マイアミの奇跡」と呼ばれるジャイアントキリングを成し遂げた。
   
来るワールドカップ・ロシア大会で日本がグループリーグで戦う相手は、いずれも格上のポーランド、コロンビア、セネガル。
就任会見で「とにかく結果を求めたい、少なくとも予選突破」と語った西野。
どんなメンバーを選び、どんなスタイルで戦うのか、マイアミに次ぐ “ロシアの奇跡”で、再び世界に衝撃を称えることを期待したい。


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