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Legend Story
18.03.03
小平奈緒
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平昌オリンピックのスピードスケート女子500メートルで日本女子スピードスケート史上初となった金メダリスト、小平奈緒。
悲願の金メダル獲得もさることながら、レース後に見せた地元韓国の李相花(イ・サンファ)との友情秘話には、多くの人達が胸を熱くした。
長野県生まれの小平は、3歳からスケートを始めると、その非凡な才能は、若くして開花。
中学生で初めて出場した全日本ジュニア選手権のスプリント部門では、高校生や大学生を抑えて総合優勝。一躍脚光を浴びた。
初のオリンピックは、2010年のバンクーバー大会。
団体パシュートでは、銀メダルを獲得したものの、個人種目では1000m、1500m、いずれも5位と、メダルに手が届かず。
4年前のソチオリンピックでは、男子並みのきついトレーニングに耐え、肉体改造をして挑んだが、500mで5位、1000mで13位と悔し涙を飲んだ。

「自分に足りないものはなんなのか?」
小平は大会後、単身、スケート王国・オランダへと渡った。
そこで、フォームの改造に着手、それまでは、空気抵抗を減らすために低い前傾姿勢で滑っていたが、コーチから上半身を起こすように言われた。

しかし、小平にとって、このフォームでの手応え今ひとつ。
また、身体が大きいオランダ人と同じフォームでは、勝つことが出来ないと、独自のフォームを研究。
完成したのは、上半身は、オランダ人のように起こしたまま、下半身は、韓国人のように低く保つ小平オリジナルのスタイル。

驚異的な進化を遂げ、連勝街道を驀進、そして、ついに、オリンピックの金メダルを手にした。
それでも、最大の目標は、「人間の体にはどんな可能性があるのかを知ること」だという小平奈緒、彼女にとってオリンピックは通過点にすぎない。


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