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Legend Story
18.01.06
山田満知子
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伊藤みどり、浅田真央、村上佳菜子ら、一流の選手を数多く育てたフィギュアスケート界の名伯楽・山田満知子。

1943年、愛知県名古屋市に生まれた山田がフィギュアスケートを始めたのは5歳の時。
当時は、指導法も確立されておらず、テレビやビデオもz普及していない時代、海外から持ち込まれた専門書を父親が翻訳したり、スライドを見たりしてフィギュアスケートを学んだ。

しかし、そんなフィギュアスケートは、山田にとって退屈そのもの。
常に「辞めたい」という気持ちを抱えていたが、父親を喜ばせたいという一心で練習を続け、インターハイや国体で優勝という結果を残した。

もっと楽しく習えれば、選手はもっと上手くなる。
当時芽生えた、山田の思いは、選手育成の原点となった。

大学時代、アルバイトでフィギュアスケートのコーチをしていた山田は、卒業後、知人に頼まれスケート教室を始める。
明るく、楽しく、子どもたちが笑顔でいられる場所。
そんな、山田の教室は好評で、希望者も増えていく。

そして、山田が31歳の時、1人の少女と運命の出会いを果たした。
5歳の伊藤みどり。
天才少女の才能を見いだし、大きく花開かせたのが山田だった。
同時に山田は、コーチとしてのスキルを極めプロフェッショナルとなる。

伊藤は、1989年の世界選手権ではアジア人として初優勝、92年のアルベールビルオリンピックでは銀メダルを獲得。
2人が切り開いた道に後に多くの選手たちが続き、山田満知子は、日本フィギュアスケートの礎を築いた。

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