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Legend Story
17.12.16
具志堅用高
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沖縄が生んだ英雄、具志堅用高。
ユニークなキャラクターで今やすっかりお茶の間の人気者だが、
ボクシングで積み上げた世界王座13連続防衛記録は、未だ日本記録として燦然と輝いている。

具志堅は、興南高校でボクシングを始め、
1973年のインターハイでモスキート級の王者となった。
翌年、プロデビュー。
当時、ボクシングの最軽量級は、フライ級の50・8キロ以下。
アマチュア時代は、モスキート級で45キロ以下だった具志堅にとって、体重差は、大きな負担となっていた。
   
しかし翌年、フライ級の更に下の階級、ジュニアフライ級が新設されると、
具志堅は、水を得た魚の様に連勝街道を驀進。世界王者への階段を駆け上がっていく。
   
プロデビューから2年後、8戦全勝で世界チャンピオンへの挑戦権を獲得。
WBA世界ジュニアフライ級チャンピオン、
ドミニカ共和国のホセ・グスマンに挑んだ。
グスマンは、21勝・15KO・1敗。
“リトル・フォアマン”の異名をとるハードパンチャー。
そんな強敵を具志堅は、スピードで翻弄する。
軽快なフットワークとヒット・アンド・アウェイでパンチを浴びせ、
最後は得意の左ストレートで7回KO。
当時の日本最短記録となる9戦目で世界王座に就いた。

世界王座は取るよりも守る方が難しいと言われるが、
具志堅は、81年に敗れるまで、4年半に渡り世界の頂点に立ち続けた。
世界王座を防衛すること13回。
現在、黄金期を迎えつつある日本ボクシング界だが、その記録を破るものは現れていない。

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