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Legend Story
17.09.02
山本美憂
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まだ、オリンピックに女子レスリングがない時代、「正式種目になれば、金メダル確実」と言われ続けた1人の選手がいた。
山本美憂。
「美憂」の名は、父親の郁栄さんが出場したミュンヘン・オリンピックにちなんで名付けられた。
   
小学6年からレスリングを始めると、父親からの英才教育でその才能はすぐに開花。
1987年、中学1年で全日本選手権を制覇すると、91年まで5連覇。

世界選手権には、年齢制限で出場できなかったが、91年に初出場すると、17歳での世界制覇という最年少記録を樹立した。
実力だけでなく、端正な顔立ちで美女アスリートのパイオニア的存在となった山本美憂。

その後、94年、95年に世界選手権を連覇、結婚を機に引退したが99年に復帰し、全日本選手権で優勝した。
しかし、シドニー・オリンピックで女子レスリングが不採用になると、「自分には縁がない」と引退。
それでも、オリンピックへの夢は捨てきれなかった。
2004年のアテネ大会での正式採用を機に、2度目の現役復帰を果たしたが、選考会で3位に終わり、夢はかなわず。
ロンドン大会も代表選考で敗れ、去年のリオ大会は、カナダの代表として出場を目指していたが、帰化申請が間に合わず断念した。

女子レスリング界“最強”だった山本美憂、しかし、オリンピックとは縁が無かった。
その悔しさを晴らすべく、彼女はいま、総合格闘家として戦い続けている。


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