• mixi
  • Facebook
  • ツイッター
  • Google
  • TOKYO FM
  • TOYOTA
Home>Legend Story
Legend Story
17.08.19
2004年夏 済美 対 駒大苫小牧
null

2004年、夏の甲子園・決勝。
愛媛代表・済美高校 対 南・北海道代表・駒大苫小牧高校。

済美はこの年、春のセンバツで初出場にして初優勝という快挙を達成。
夏の甲子園でも初出場・初優勝、そして史上6校目の春夏連覇を目指した。

一方、北海道代表として甲子園初制覇がかかる駒大苫小牧。
当時、春・夏を通じ、甲子園で、東北、北海道勢が優勝したことは、一度もなかった。

どちらが勝っても歴史的な快挙となるこの試合。
序盤は、済美ペース、2回を終わって5対1。
しかし、駒大苫小牧は、3回に2点、4回に3点を返して逆転に成功。
   
すると5回、済美は1点を返し、すぐさま6対6の同点に追いついた。
その後も点の取り合いとなったこの試合。
8回を終了し、10対13で駒大苫小牧が3点をリード。

9回表、済美の攻撃。
ツーアウト、ランナー、1、3塁。
一発が出れば同点の場面、バッターボックスには、大会屈指のスラッガー、4番・鵜久森。
球場が揺れんばかりの、5万2千人の大歓声。
   
初球、真ん中高めのストレート、鵜久森がフルスイングした打球は、高々と舞い上がった。
駒大苫小牧のショート、キャプテンの佐々木が空を見上げる。
下がりながらがっちりキャッチ。
   
13対10、駒大苫小牧が北海道勢として甲子園初優勝。
「白河の関を越えることはできない」と言われてきた、深紅の大優勝旗が、この夏、津軽海峡を越えた。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
過去1週間分の番組が無料でお楽しみいただけるradikoタイムフリー
番組を聴いて気に入ったら、SNSで友達にシェアしよう!

8月19日(土)OA分の放送はこちら

Message

Circle of Friendsや藤木直人さん、高見侑里さんへのメッセージはこちらから。あなたのスポーツ体験と気分を盛り上げるためには欠かせないリクエスト曲をお待ちしています。