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Legend Story
17.08.12
北京五輪 リレー400m 銅
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列島が歓喜に沸いた去年のリオ・オリンピック、男子400メートルリレー銀メダル。

その礎となった4人の男たちがいた。
塚原直貴、末續慎吾、高平慎士、朝原宣治。
2008年の北京オリンピック、男子400メートルリレー決勝。
日本は、悲願のメダルを獲得した。

アテネ大会は4位。
オリンピック前年の世界選手権は、日本新の38秒03をマークしながら5位。
メダルにあと一歩と迫りながら世界の壁に阻まれ続けた。
  
迎えた大舞台。
予選でアメリカ、イギリス、ナイジェリアといった強豪国がバトンパスのミスで姿を消した。
巡ってきた千載一遇のチャンス。
 
第1走者、塚原は、持ち前の爆発力でロケットスタートを見せる。
続く、末續は、低い姿勢でバトンをもらうと、快調に飛ばしていく。
第3走者は、コーナーのスペシャリスト高平。
ジャマイカのボルトにこそ先を譲ったが、2位争いのままアンカーの朝原へ。
 
「最後にメダルが欲しい」と話していた36歳の朝原が激走。
中盤でトリニダード・トバゴに抜かれるも、ブラジルの猛追を振り切りゴールに飛び込んだ。

電光掲示板の3番目に「JAPAN」の文字。38秒15で銅メダル。
朝原は、祝福の花火を打ち上げるようにバトンを空高く放り投げた。
 
「リレーでメダルを」の合言葉のもと、合宿を張り続け、ひたすらバトンパスの精度を高めてきた4人。

最高のチームワークで手にしたメダルは、オリンピック最後のレースとなる朝原に最高のはなむけとなった。


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