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Legend Story
17.07.08
ウォーレン・クロマティ
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プロ野球史上、最強助っ人外国人のひとり、元巨人のウォーレン・クロマティ。
広角に打ち分ける卓越したバッティングセンス、得点後には観客席に向かって万歳三唱、その明るいキャラクターで、巨人ファンだけでなく、プロ野球ファンのハートを掴んだ。
1983年、メジャーリーグのエクスポズから巨人に移籍。
当時30歳、現役バリバリのメジャーリーガーだった。
1年目から35本のホームランを放つなど、レギュラーとして活躍、在籍7年で、3度のリーグ優勝、1度の日本一に貢献した。
中でも注目されたのは1989年、来日して6年目のシーズン、クロマティは、開幕前に「打率4割を目指したい」と公言。
日本球界で前人未到の記録に向け長打を捨てた。
来た球に逆らわず素直に打ち返す。
また、ボール球には決して手を出さず、フォアボールを大事にした。
その言葉通り、クロマティは、開幕後からヒットを量産。
58試合目まで打率4割台をキープ、一時は3割台に打率を下げたものの、
夏場に入って再び調子を取り戻すと、開幕から97試合目、8月20日の阪神戦が終わった時点で、打率は4割1厘。
そして、年間の規定打席数403に達した。
仮に残り試合を欠場したとすれば、日本球界初の4割打者が誕生していたことになる。

しかし、チームが優勝争いをしている以上、それは許されず、その後も試合に出続けたクロマティは、最終的に3割7分8厘で終えた。

プロ野球初の4割打者とはならなかったが、ウォーレン・クロマティの開幕から97試合目での打率4割は、プロ野球史上最長記録として今も輝いている。


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