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Legend Story
17.07.01
木村沙織 引退
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長きに渡り日本バレーボール女子のエースとして活躍した木村沙織。

高校2年生の時に全日本に選ばれ、2004年のアテネオリンピックには、日本のバレーボール女子で史上最年少となる17歳で出場。
以来、キャプテンとして出場した去年のリオ大会まで、13年間、世界の第一線で戦い続けた。

木村にとって最も印象深い試合というのが、ロンドンオリンピックの準々決勝、中国戦。
世界ランキングは3位と日本の2つ上。
眞鍋監督就任以降の対戦成績は4勝8敗と大きく負け越していた。

試合は歴史に残る1戦となった。
第1、第3セットは日本。
いずれも最後の得点は木村が決めた。

第2、第4セットは中国。
勝負のゆくへは最終セットへ。
14対13と日本が先にマッチポイントを迎える。
しかし、中国が追いつきデュースへ突入。

15対15の同点としたところで木村が前衛に上がる。
セッターの竹下は、迷わず木村へトス。
打点を活かすために高めに上げたボールを木村がレフトからクロスに決めた。
終盤の木村の活躍もあって、日本は18対16で勝利、2時間を超える熱戦に決着をつけた。

大一番になればなるほど、勝負強さを発揮した全日本のエース・木村沙織。
「もう、全部、出し尽くしました」と、笑顔でコートを去った。


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