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Legend Story
17.06.10
木村敬一 リオ・パラリンピック
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リオ・パラリンピックの競泳で5種目に出場し、銀と銅を2つずつ、4個のメダルを獲得した木村敬一。
輝かしい成績にもかかわらず、全種目を終えた後は、「金メダルが欲しかった」と、本音を明かした。

先天性の病気で2歳の時に視力を失った木村が水泳を始めたのは10歳のとき。
水の中なら少しは安全だろう、と考えた母親がスイミングスクールに申込んだのがきっかけだった。
メキメキと実力をつけ、17歳の時、北京パラリンピックに初出場、ロンドンでは、日本選手団の旗手を務め、銀と銅の2つのメダルを獲得。

大会後は、リオでの金メダルを誓い、肉体改造に着手。
1日5食の食事とウエイトトレーニングにより、体重は7キロ増えた。
   
リオ・パラリンピックの前年に出場した世界選手権では100メートルのバタフライ、平泳ぎで2つの金メダルを獲得。
満を持してリオに乗り込んだ。

最初のレース、50メートル自由形で銀メダルを獲得、幸先のいいスタートとなった。
しかし、金メダルが有力視されていた100メートル平泳ぎは銅、世界ランキング1位の100メートルバタフライは、銀メダルに終わった。
ひどく落胆し、疲労も蓄積していたが、4つめのレース、100メートル自由形で銅メダルを獲得、ラストの種目、200メートル個人メドレーは4位入賞を果たした。

リオに向けての4年間、金メダルだけを狙い地獄のようなトレーニングに耐えてきたため、大会直後は、東京パラリンピックへの挑戦を明言していなかった。
しかし、「自分の泳ぎで会場を満員にしたい」と、木村敬一は、3年後に向けて泳ぎ続けている。


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