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Legend Story
17.05.13
高野進
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陸上男子400メートル、44秒78。
1991年の日本選手権で高野進が樹立したその記録は、26年を経た今なお塗り替えられること無く輝き続け、トラック種目では、国内最古の日本記録として記されている。
   
オリンピックには3度出場、ロサンゼルス、ソウルと2大会連続で準決勝進出。
あと一歩で決勝進出を逃した高野は、大胆な決断をする。
翌年から400メートルを封印。

決勝に残るために足りなかったスピードを養うため、最初の1年間は100メートルに挑戦。
日本選手権では、100メートルで3位となった。
2年目は、200メートルに挑み、アジア大会で金メダル。
   
確かな手応えを得た高野は、翌年の91年、本職の400メートルに復帰。
2年間のスピード強化への取り組みは、結果となって帰ってくる。
   
6月の日本選手権で44秒78の日本記録を樹立、そして、2か月後の世界選手権・東京大会。
準決勝、高野はスタートから積極的に飛ばして第2コーナーでトップに立った。
後半抜かれ順位を落としたものの、粘りきって3位でフィニッシュ。
念願のファイナル進出を果たし、決勝では、見事7位入賞を果たした。

翌年のバルセロナ・オリンピックでは8位入賞。
60年ぶりに陸上短距離で決勝進出という偉業を成し遂げ、一躍国民的ヒーローとなった高野進。

引退後は、末続慎吾らエース級の逸材を育て上げ、日本陸上界の未来に向けて走り続けている。


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