• mixi
  • Facebook
  • ツイッター
  • Google
  • TOKYO FM
  • TOYOTA
Home>Legend Story
Legend Story
17.04.08
長谷川穂積

日本ボクシング史に輝かしい足跡を残した長谷川穂積が17年間の現役生活に終止符を打った。
WBC世界バンタム級王座を10度防衛し、3階級制覇も果たした名チャンピオン。

人生初の世界戦は、2005年。
相手は、辰吉丈一郎を2度キャンバスに沈め、西岡利晃と4度対戦して王座を防衛し続けた、絶対王者・ウィラポン。
12ラウンドに渡る壮絶な打ち合いの末、長谷川が3対0の判定勝利、新チャンピオンとなった。
その後、10度の防衛を果たし、日本ボクシング界のエースとなった長谷川だが、2010年、試練が訪れる。
モンティエルとの世界統一戦に敗れて王座陥落。
その半年後には、最愛の母・裕美子さんが他界。

翌月、2階級上の世界フェザー級タイトルマッチで判定勝ちを収めたが、初防衛戦で王座から陥落。
以降、世界戦では苦杯を舐めることが多くなった。

「長谷川は終わった・・・」という声も聞こえる中、去年9月、長谷川は、2年5か月ぶりとなる世界戦、世界スーパーバンタム級タイトルマッチに挑んだ。
迎えた9ラウンド、長谷川はルイスの左アッパーをもらい、ぐらついてロープを背負った。
クリンチで凌いでもいい場面。
しかし、長谷川は足を止めて打ち合いに打って出る。
回転の早いパンチをヒットさせ、一気に形勢を逆転させると、このラウンド終了後にルイスが棄権。
5年5か月ぶりに王者に返り咲き、3階級制覇を成し遂げた。
長谷川穂積は、最後に自身の強さを証明し、現役世界王者のままリングを去った。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------
過去1週間分の番組が無料でお楽しみいただけるradikoタイムフリー
番組を聴いて気に入ったら、SNSで友達にシェアしよう!

4月8日(土)OA分の放送はこちら

Message

Circle of Friendsや藤木直人さん、高見侑里さんへのメッセージはこちらから。あなたのスポーツ体験と気分を盛り上げるためには欠かせないリクエスト曲をお待ちしています。