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Legend Story
17.03.11
第一回WBC

その瞬間、新たな歴史が刻まれた。
2006年3月20日、カリフォルニアのサンディエゴ・ペトコパーク。
大塚が投じた23球目、キューバの至宝・グリエルのバットが空を切る。

ワールド・ベースボール・クラシック決勝、日本はアマチュア最強のキューバを10対6で破り、初代世界王者に輝いた。
歓喜の渦、イチローが吠え、松坂が笑い、王監督が宙に舞った。
   
アメリカでの第2ラウンドは波乱の連続。
初戦は、優勝候補のアメリカと対戦。
8回、犠牲フライで日本が勝ち越したかと思われたが、デービッドソン球審による「世紀の大誤審」で幻と消えた。
最後はアメリカにサヨナラ勝ちを許し、後味の悪い結果となった。

日本は続くメキシコ戦に完勝したものの、第1ラウンドに続き韓国に惜敗し1勝2敗。
準決勝進出は絶望的と見られていた。

しかし翌日、日本に奇跡が転がり込む。
韓国と共に準決勝進出が濃厚だったアメリカが、格下メキシコに1対2でまさかの黒星。
1勝2敗で日本、アメリカ、メキシコが並んだが、失点率の差で日本の4強入りが決まった。
  
かくして韓国と3度目の対戦となった準決勝。
0対0、緊迫した投手戦で迎えた7回、代打で起用された福留が起死回生の先制の2ランホームラン。
この一撃で目覚めた日本は、さらに4点を追加。
この大会3度目の対戦にして快心の一勝を挙げ、決勝へと駒を進めた。

崖っぷちからの決勝進出で勢いに乗る日本は、10対6とキューバを圧倒。
王ジャパンが、記念すべきWBC初代王者となった。



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