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Legend Story
17.02.18
青木功 米ツアー初優勝

今から30年以上前の1983年2月13日、プロゴルファー青木功は、アメリカツアーの『ハワイアンオープン』に臨んでいた。

最終日、最終組の青木は、首位タイでパー5の18番ホールを迎えた。
前の組で首位タイのジャック・レナーがバーディーを奪って単独トップとなりホールアウト。
青木は、バーディーを奪えばプレーオフに持ち込めるが、パーなら2位が確定する。
レナーは、自分の勝利を確信するかのように笑顔でスコアカードを記入していた。
しかし、その直後、青木が奇跡を起こす。

最終の18番ホールは、左に大きく曲がるロングホール。
第2打をラフに入れてしまった青木は、128ヤードを残して迎えた第3打目で100ヤード前後しか飛ばせないピッチングウェッジを選んだ。

本来なら9番アイアンを選ぶところだが、青木は、ピンオーバーするリスクを回避。
さらに、ラフは芝が入るのでフライヤーになりやすく、ピッチングでも十分飛距離が伸ばせると考えた。
  
運命の第3打、青木は、グリーンを狙ってショット。
ボールはカップに一直線に飛んで行った。
グリーンで大きく弾むと、そのままカップイン。

劇的なチップインイーグルで、青木が逆転優勝。
客の大歓声に両手を突き上げて歓喜する青木とは対象的に、レナーは呆然。
苦笑いが精一杯だった。
  
アメリカツアーで日本人史上初優勝を飾った青木功。
2004年にゴルフの殿堂入りを果たした彼は、「人生は常に挑戦」と語った。


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