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Legend Story
17.02.11
宮本慎也 WBC

ゴールデングラブ賞に輝くこと10回。
巧みなグラブさばきで、球界屈指の名ショートと言われた元東京ヤクルトスワローズ・宮本慎也。
  
1994年、ドラフト2位でスワローズに入団。
身長176センチの宮本は、プロでは小柄な部類に入る。
野村監督からは「守るだけの選手」と呼ばれたが、宮本は、大きい選手に勝つにはどうしたらいいのかを常に考えてプレー、バントの技術と左右に打ち分けるバッティングに磨きをかけた。
  
「脇役の一流」になるための努力を続け、2012年には41歳で2000本安打、さらに400犠打を達成した。
名球会入りした選手で400犠打を成し遂げたのは、宮本ただひとりしか居ない。
  
輝かしいのは個人記録だけない。
アテネ、北京オリンピックでは日本代表のキャプテンを務め、強烈なキャプテンシーでチームを牽引。
そのリーダーシップは、2006年の「WBCワールド・ベースボール・クラシック」でも発揮された。
各球団から主力選手が集まった「王ジャパン」。
当時35歳、チーム最年長だった宮本は首脳陣と選手のパイプ役としてチームをまとめていく。
ベテランの立場ながら裏方を買ってでた宮本の姿勢にイチローは「宮本さんが居なかったと思うとぞっとする」と語った。

もちろん、試合ではここ一番での勝負強さを発揮。
準決勝の韓国戦。
7回ツーアウト3塁の場面で宮本はフォークの落ち際を狙い打ち。
打球はきれいに三遊間を破り、日本の勝利を決定づける4点目がスコアボードに刻まれた。
決勝でキューバを破りWBCの初代王者に輝いた「王ジャパン」。
日本一の名脇役・宮本慎也が世界一の称号を手にした。


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