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Legend Story
16.12.17
ラグビー日本代表 快挙

イギリス南部ブライトンのスタジアムは、日が暮れるにつれ、日本を応援する高揚感に包まれた。
小さな「日本」コールが、3万人の大きな「ジャパン」コールへと変わっていく。
2015年9月19日、ラグビーワールドカップ・イングランド大会。

過去28年の7大会で1勝しかできず、世界の厚い壁にはね返され続けた日本が、2度の優勝を誇る強豪、南アフリカに挑んだ初戦。

五郎丸の先制ペナルティーゴールで始まった試合は、一進一退の展開。
日本は運動量を武器に食い下がる。
後半30分には、五郎丸がトライ、さらにゴールを決めて、29対29の同点。

その3分後、南アフリカにペナルティーゴールを決められ、29対32とリードを許したが、日本はここで諦めず、敵陣深くに入って攻撃を繰り返した。

そして、3点を追うまま、試合は後半ロスタイム。
日本は、敵陣ゴール前で反則を得ると、リーチ・キャプテンは、レフェリーに「スクラム」と伝えた。
スタジアムは割れんばかりの大歓声。
ペナルティーゴールで同点を狙う手もあったが、日本が選択したのは、逆転の5点トライ。
 
日本はスクラムから出たボールをつなぎ、ひたすら前進。
止められ、倒されても仲間にボールを渡し、執念の連続攻撃。
そして、ついに、途中出場の右ウイング、ヘスケスが左隅へトライを決め、史上最大の番狂わせが実現した。

選手たちの勇敢さが呼び込んだ劇的な勝利。
五郎丸は「勝利は必然。ラグビーに奇跡なんてない。」と笑った。


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