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Legend Story
16.11.19
カタリーナ・ビット

オリンピック連覇という快挙を成し遂げ、その美貌と美しい演技で世界中の観客から愛された“銀盤の女王”カタリーナ・ビット。

旧東ドイツに生まれ、5歳でスケートをはじめ、常に頂上を義務付けられた生活の中で闘った。
1984年、18歳の彼女はサラエボで行われた最初のオリンピックに挑んだ。

ミスのない演技にサイボーグのように鍛え上げられた肉体、女性らしい独特の表現力は「ビット・スタイル」と呼ばれ、見るもの全てを魅了した。

3回の3回転ジャンプを成功し、見事金メダルを獲得、カタリーナは、一躍スターダムにのし上がった。

4年後1988年のカルガリー・オリンピック。
この大会で彼女は、歴史に残る金メダル争いを展開する。
ライバルは、2年前の世界選手権で、カタリーナが敗れた相手、アメリカ代表のデヴィ・トーマス。
加えて、両者がフリーで同じ楽曲「カルメン」を選択したことで大きな話題を呼んだ。

ショートが終わった時点でトップはデヴィ。
小数点以下の僅かの差で2位のカタリーナが追う展開。

勝負のフリー。
悲劇的なカルメンのストーリーを氷上で見事に演じたカタリーナは、天性の美貌に加えた確かな技術、表現力で他を圧倒。

一方、最終滑走のデヴィは、緊張からか本来の滑りが出来ずにジャンプで3度のミス。
軍配はカタリーナにあがり、オリンピック2連覇を達成した。

カタリーナ・ビットの“美しすぎる演技”は、記録と記憶の両面にとどまり続けている。


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