• mixi
  • Facebook
  • ツイッター
  • Google
  • TOKYO FM
  • TOYOTA
Home>Legend Story
Legend Story
16.01.16
藤川球児

「火の玉ストレート」が甲子園に帰ってくる。
日本プロ野球歴代5位の通算220セーブを挙げ、球界を代表するストッパー藤川球児。

“火の玉ストレート”と呼ばれる彼のストレートは、打者の手元で浮き上がるような軌道を描く。
    
最大の武器は、いかにして生まれたのか…。
1999年、高知商業高校からドラフト1位で阪神入団した藤川だったが、その後、6年は鳴かず飛ばずの投手だった。
    
プロ入り4年目で初勝利を挙げたものの、安定感に欠け、1軍と2軍を行ったり来たり。
2003年には、6点リードの9回、徐々に点差を詰められたあげく、同点ホームランを浴びるという屈辱的なリリーフ失敗を演じてしまう。

この年、チームは18年ぶりの優勝に沸いたが、藤川はひとり蚊帳の外。
しかし、そんな彼に転機が訪れる。

2004年のオフ、二軍投手コーチから「上から投げ下ろすように、ボールを叩きつけろ」と、
アドバイスを受けて右足にためをつくるフォームに改造。

これまで140キロ前後だったストレートは150キロを超え、高めに外れても打者が手を出す“ストレートという名の魔球”に生まれ変わった。

2005年からは、先発から中継ぎに転向し、3年連続でタイトルを獲得、トラの守護神への階段を一気に駆け上がった。

その後、メジャー移籍、日本の独立リーグを経て、4年ぶりの古巣復帰。
今シーズンは、先発起用が予想される藤川球児、かつての守護神が、スタイルを変え甲子園に舞い戻る。

Message

Circle of Friendsや藤木直人さん、高見侑里さんへのメッセージはこちらから。あなたのスポーツ体験と気分を盛り上げるためには欠かせないリクエスト曲をお待ちしています。