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Athelete News
14.09.27
アジアの頂点を目指して

今週の「ATHLETE NEWS」は、ソフトテニスの日本代表としてアジア大会に挑む小林幸司選手(ミズノ)です。

ーソフトテニスは日本で始まりましたが、何ヶ国に広まったのでしょうか?

「国際連盟に正式に加入している国というのはあやふやなんですけど、このあいだの東アジア大会だと10ヶ国、アジア大会だと範囲が広がるので20ヶ国くらいですね」

ー公立中学とかだと硬式のテニス部がないんですけど、高校くらいから硬式はあるじゃないですか。小林さんは硬式テニスに変わろうとは思わなかったんですか?

「一回も思わなかったですね。仕事柄、硬式の方とお話をさせていただくと、考え方というか、同じテニスコートなんですよ。コートの使い方とかは共通する部分があって面白いなと思います」

ーソフトテニスの魅力はどんなところですか?

「僕はダブルスで育って来たので、2人でコミュニケーションをとって作戦を立てて、思った通りの展開で点をとる喜びですね。後は団体戦も盛り上がるので、団体戦で勝ったときの喜び、そこにズバッとハマってしまいましたね。あとは打球音ですかね。真ん中に当たった時に"パカーン"という音が鳴るので、その音が僕的には好きですね」

ー硬式テニスだと有名な4大会がありますよね。ソフトテニスではどういう大会があるんですか?

「国際レベルで言うと、今回のアジア競技大会、東アジア競技大会、それはオリンピックと同じ様な括りです。ソフトテニスだけの世界選手権とアジア選手権、毎年一回ずつ、4大会を4年に一回まわってくるようなサイクルでやっています」

ーアジア大会が開幕しましたけど、ソフトテニスの強豪国とはどの国ですか?

「台湾、韓国、その次に中国とかですかね」

ーその中で日本はどの位置なんですか?

「毎年変わるんですよ。特に台湾、韓国、日本が常にベスト4に入る国ですね。団体で言うと、昨年の東アジアと、その前のアジア選手権では日本が優勝してるんですよ。なので、3連続いけるかどうかという所ですね」

ーソフトテニスの日本のレベルは上がってきていますか?

「ソフトテニスも、サッカーの様に「アンダー○○」という活動を始めて、今は県をいくつかに分けた「ステップ1」というのがあって、そこに選ばれると「ステップ2」といって、県の代表を選ぶとなって、関東だったら関東・東北で「ステップ3」。最後に全部で合宿をしてアンダー14代表・17代表・20代表というのをそれぞれやっているんですけど、私たちも一緒に合宿する機会も増えてますね。その子達が各地に散らばって活動するので、エリアのヒーローが各地に点在するんです。今は動画とかが見れるようになったのは大きいのかなと思いますね。僕らの時は、自分の試合とかをビデオに撮ってもらったりしてましたけど、今はYoutubeで試合も見れますからね。なんか不思議な感じですよね」

【老若男女 幅広く楽しめるスポーツ】

ー新しい感覚の選手達が出て来るということですよね。

「栄養の知識、トレーニングの知識とかも、小さい頃から身に付けているので必然と伸びるのが早くなると思います」

ー今後のソフトテニス自体も楽しみですね

「見てて面白い試合が増えて来ているので、一般の方も見ても楽しくなってくるんじゃないかなって感じは受けてます」

ー今回のアジア大会はどういう風に見たら面白いですか?

「硬式との違いですね。同じコートで、同じ人間がやって、こういう風に違うんだというのを見てもらえたり、ダブルスの息の合ったコンビネーション、そこも見所じゃないかと思います」

ー最後にリスナーの皆さんに、メッセージをお願いします。

「ソフトテニスの中では私たちが一番モチベーションを上げていく大会ですので、ぜひ応援してほしいなと思うのと、ソフトテニスをされた事が無い方、知ってるけど見た事ないぞという方には、動画でも見れますし手軽に始められるスポーツなので年配の方でも始めていただきたいなと思います」

ーソフトテニスはどこで出来るんですか?

「意外とクラブとかがあるんですよ。休みにジョギングしに行ってテニスコートがあるなと思って見ると、おじちゃんとかおばちゃんが、朝早くからやってたりするんですよ」

ー硬式のコートでソフトテニスをやってもいいんですか?

「大丈夫です。稀に、ソフトは出来ないという所もあるかもしれないですが、実際にうちの父も60何歳ですけど、まだ週一くらいで練習してます(笑)。ボールがやっぱり柔らかいですし、ラケットもブンブン振れるので、爽快感もあって楽しめるスポーツだと思います」

Message

Circle of Friendsや藤木直人さん、高見侑里さんへのメッセージはこちらから。あなたのスポーツ体験と気分を盛り上げるためには欠かせないリクエスト曲をお待ちしています。