今週の「ATHLETE NEWS」は先週に引き続き「FIFA U-17 女子ワールドカップコスタリカ2014」でキャプテンとして日本代表を牽引し、大会MVPに輝いた杉田妃和選手です。
ー杉田選手は何歳の時にサッカーを始めましたか?
「小学校2年生の時で、7歳くらい。お兄ちゃんがサッカーをやっていて、お父さんがサッカーチームのコーチをやっていたので、何かスポーツすればということで、サッカーをやってみようかなと思って始めました」
ーサッカーを始めてから、だんだんと自分がゴールをしたいとか、良いプレーをしたいと思う様になっていったんですか?
「自分の周りに男の子しかいなくて、でも負けたくないなという気持ちでやってました」
ーお兄さんの存在は大きかったんじゃないですか?
「お兄ちゃんと一緒に試合に出る事もあったので、自分からしたらお兄ちゃんは上手で、でも兄ちゃんには負けたくないという思いがありました」
ーお兄さんは杉田さんの活躍を見て、どんな事を言ってますか?
「お兄ちゃんは、今も大学でサッカーをやっていて、お母さんが頑張ってるよと言っています。ワールドカップの時は電話をしてきてくれて、「頑張れよ」とか言ってくれました。あまりそういう事を言わないので、嬉しかったですね(笑)」
ー藤枝順心高校に入学しようと思ったきっかけは?
「中学3年の時に、藤枝順心高校のコーチの方が練習会に誘ってくれたんです。参加した時に、ポゼッションサッカーで自分に合ったスタイルでした。ここが一番、自分の中で合ってるのかなと思ったんです」
ー高校に入って、個人的なライバルはいますか?
「あんまりライバルとか考えてなくて、自分でやらないといけない事を頑張ってやろうとは思ってます」
ー目標としてる選手はいますか?
「いないです(笑)」
ー今、磨いてるプレーはどんなところですか?
「キックの精度が悪くて、狙ってる所に蹴れなかったり、パスミスが多かったりします。今はシュートの練習もしてるので、キックの質を上げたいし、種類を増やせる様に頑張ってます」
ーチームとしての目標を教えて下さい
「インターハイがあって、まだチームが出来上がっていないんですけど、最近は連携もとれてきて良いプレーも増えて来てます。そういうのをインターハイで出せて、勝てたらいいなと思います」
ー来年、そして2019年のワールドカップ。再来年はリオデジャネイロのオリンピックと、大きな大会が続きます。そこに向けての目標はありますか?
「先の事はあまり考えてなくて、今は高校生活で自分が成長できればいいなと思っています。オリンピックとかはそんなに考えてないんですけど、卒業して進路も決まって、自分の将来の夢は「なでしこジャパン」に入って活躍したいと思っているので、頑張っていきたいです」