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Athelete News
21.06.26
“スポーツの楽しさを伝えること”が楽しい
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今週の「Athlete News」は、女子ソフトボール元日本代表・長﨑望未さんをゲストにお迎えしました。

長﨑望未(ながさき・のぞみ)さんは、1992年、愛媛県生まれ。
小学3年で競技を始め、高卒業後の2011年にトヨタ自動車入り。
ルーキーイヤーから、ホームラン王、打点王、ベストナイン、新人賞の4冠に輝かれました。
去年9月には通算200本安打を達成、ベストナインに輝くこと6回。
2014年からは日本代表としても活躍され、「美人過ぎるソフトボーラー」としても脚光を浴びました。
昨シーズン限りで現役を引退され、現在は、スポーツキャスターやリポーターとして活動。
その第一歩として、トヨタ自動車の情報発信サイト「トヨタイムズ」のスポーツキャスターに就任されました。

今回はリモートでお話を伺っていきました。



──まずは現役生活お疲れ様でした。小学校3年から始められたということで、競技生活で言えば20年。改めて振り返ってみていかがですか?

現役を続けている時は“長いなぁ”と思いながらやっていたんですけど、いざ引退すると、やっぱりあっという間だったなという気持ちが出てきました。

──そして引退してからのセカンドキャリアを、スポーツのリポーターや地域貢献活動を主としてスタートされました。伝える側に回ってみていかがですか ?

元々スポーツを観ることがすごく好きなので、現役中も、例えばラグビーだったりバスケだったり、いろんな競技を観に行ったりしていたんです。(スポーツを)観ることがすごく好きだし興味があったので、他の方の競技を観て、そこで学んで、そのスポーツの楽しさを伝えるというのは私の中ですごく楽しいことだったので、セカンドキャリアのスタートを楽しく切れたかなと思います。

──元々引退された後のキャリアについては、例えばリポーターだったり、スポーツの楽しさを伝えたいということは、ずっと思い描いてたんですね。

そうですね。ソフトボール自体もメジャーな競技ではないので、少しでも何か私にできることがあれば…自分の発信で競技人口が増えたり、魅力を知っていただけることができたらなという思いはすごくありました。

──長﨑さんご自身もアスリートでしたから、そういう経験が生かされて、インタビューがしやすかったりしますか? それとも“アスリートによって考え方や価値観が全然違うんだな”と思われました?

価値観や考え方は本当に人それぞれだなというのはすごく感じていて。でもどこかで、例えば立ち止まった時や“頑張ろう”と思ったきっかけというのはやっぱり皆さん共通したものがあるので、私も共感できますし、その時に「私もこういうことがあって…」ということを(選手と)一緒になった気持ちで話ができるということは、自分の中では強みかなと思います。

──そして現在はトヨタ自動車スポーツ強化・地域貢献部に所属されていますけれども、ご担当されてるトヨタイムズのコーナー「ノゾミののぞきみスポーツ!」で、第1弾はアーチェリーの東京オリンピック代表・武藤弘樹選手を取材されていました。こちらはいかがでしたか?

実際は(競技者と的の間が)70mの距離で試合をされるらしいんですけど、私は初心者なので15mの距離で体験させていただきまして、5本目ぐらいにちょうど真ん中付近の10点ぐらいのところを射止められたんですよ。そういうこともあって、よけいに“アーチェリー、すごく楽しいな!”という感じで、武藤選手にどっぷりアーチェリーの魅力を教えていただきました(笑)。

──僕も拝見させてもらったんですけれども、アーチェリーって重たいんですね。

めちゃくちゃ重たいですね。(弓を)引けば引くほど重さがかかるものらしくて、体験してみたら本当に見た目とは全然違う重さで、普通に筋トレでしたね(笑)。

──やっぱり、アスリートであった長﨑さんが違うスポーツに触れるということで、いろんな人に届きやすくなるんじゃないかなと思いました。これからもたくさんの方の取材をされていくんですよね。

今のところ予定では、パラアスリートの走り幅跳びの芦田創選手とか、ボートの榊原春奈選手と米川志保選手とか、車いすスポーツの三木選手など、一応予定は詰まっていて、いくつかもう取材をしているんですけど、ちょっと今回は体を張ったものもありました。楽しく(体を)張らさせていただきました(笑)。

──そして東京オリンピックでは、2008年の北京オリンピック以来となる3大会ぶりにソフトボールが復活します。これは長崎さんにとっても嬉しいんじゃないですか?

本当に、ソフトボールをされている方にとっては待ちに待ったオリンピックへの復帰だと思うので、私もすごく楽しみにしています。

──僕たち素人は簡単に金メダルを期待してしまうんですが、それはやはり難しいことでもありますよね。

そうですね。やはり、決して簡単なことではないと私は思っています。オリンピックとか世界大会になると、普通のオープン戦とか小さい大会に比べて、各国の選手が本当に目の色を変えて挑んできますので、いつもと違った闘争心というものが出てくるんじゃないかなと思いますね。

──オリンピックになると、より真剣度が増してくるということなんですか?

絶対にそうだと思いますね。それこそ人生がかかった選手とかもいますから。他の国の場合、「メダルを取るとこういう(良い)ことがある」みたいなことがあって、本当に真っ直ぐにそれだけを求めて食らいついてくるので、いつも通りの日本の戦いができるかというのは(わからない)。私の中ではそれこそがすごく楽しみなんですけどね。

──すでに「伝説」と言っても過言ではない上野由岐子投手も活躍してくださると思いますけれども、それ以外に長﨑さんが期待されている、ポイントとなる選手はいらっしゃいますか?

「全部負けられない戦い」というか、予選では一敗もせずに決勝に臨まないと後々苦しくなるので、やはりピッチャーはすごく大事だと思っています。トヨタの後藤希友選手、ビッグカメラの藤田倭選手という(オリンピック代表の)ピッチャー2人を使って、どれだけ決勝までに上野さんを温存しつつ、なおかつ上野さんが出た時にワンポイントで起用できるか。例えば後藤希友選手は左ピッチャーなんですが、左ピッチャーは左バッターに強いという傾向があるので、ピンチのタイミングで左バッターの時に使えたりしますし、そういうワンポイントで使えることの大切さも含め、予選で粘り強く失点を防ぐために、上野さん以外の2人のピッチャーがどれだけ頑張ってくれるかというところにすごく期待しています。

──さあ、番組ではゲストの方にcheer up songを伺っています。長﨑さんの心の支えになってる曲を教えてください。

清水翔太さんの「ソレゾレ」という曲がすごく好きで。

──この曲は、アコギが印象的な、ゆったりとした曲ですよね。

そうです。それこそ10年間ぐらい、ずっとこの曲が目覚ましのアラームなんです。“誰かの言葉とか何かの環境で自分の道が逸れそうな時があっても、自分のスタイルを貫いていいんだよ”というようなメッセージに聴こえて。私は朝イチなんですけど、「ソレゾレ」がかかると“あ、自分らしくいこう!”と思えるので、この曲が好きですね。
でも私は、藤木直人さんが声優をされた、(映画「リメンバー・ミー」の)ヘクター役の歌とかもしょっちゅう聴いています(笑)。

──本当ですか!?

シャッフルで自分のフォルダの中に(「リメンバー・ミー」の音楽が)入っているので、「ウン・ポコ・ロコ」の歌とか、昨日もちょうど流れてました(笑)。“ヘクターに会えるのかぁ”とか思いながら…。

──嬉しいな。ましては今日はリモートですから、目の前にいない、声だけってことはまさにヘクターですよね(笑)。

そうですね。本当に独り占めしている気分で最高です(笑)。

──cheer up song、そっちで良かったのに(笑)。


(笑)。逆にアレかなと思って、抑えておきました(笑)。


今週のゲスト、長﨑望未さんのサイン色紙を1名様にプレゼントします!
ご希望の方は、番組公式ツイッターをフォローして指定のツイートをリツイートしていただくか、
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Message

Circle of Friendsや藤木直人さん、高見侑里さんへのメッセージはこちらから。あなたのスポーツ体験と気分を盛り上げるためには欠かせないリクエスト曲をお待ちしています。