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Athelete News
21.03.13
プロ入り1年目に掲げる「3つの目標」
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今週の「Athlete News」は、広島東洋カープの注目のドラフト1位ルーキー・栗林良吏投手に、リモートでお話を伺っていきました。

栗林良吏(くりばやし・りょうじ)投手は、1996年、愛知県生まれ。
愛知黎明高校では、2年の秋まで内野手でした。
名城大学では、1年の春からリーグ戦デビュー。
3年春の中京大学戦でノーヒットノーランを達成。
大学日本代表に選ばれ、日米大学野球にも出場されました。
卒業後、トヨタ自動車に入り、最速153キロのストレートと、多彩な変化球を武器に1年目から活躍。
社会人ナンバーワン右腕として注目され、今年、広島カープにドラフト1位で入団。
即戦力投手として、さらに森下投手に続く新人王が期待されています。



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──前回、12月5日の放送で出演していただきました。今日はリモートでお話を伺います。宜しくお願いします。
1月8日に広島の大野寮に入寮されましたが、大瀬良(大地)投手や森下(暢仁)投手らが使用した、104号室ということで。これは球団の期待が表れてるんじゃないでしょうか?


そうですね。自分がドラフト1位ということで、そこと比べられるのは仕方がないことだと思うので、期待に応えられるようにしっかり頑張っていきたいと思っています。

──広島の赤いユニフォーム、背番号20。実際に身に着けて練習をして、感覚はどうですか?

赤色なので違和感とかはないですけど、やっぱり「20番」という背番号の重みはすごく感じています。以前この番号を着けていた永川(勝浩)さんも自分のピッチングコーチとして居てくれますし、そういう面で“良いところを見せたい”という気持ちは強くあるので、「20番」という番号の重みを感じながら、日々練習しています。

──「20」という番号に日々愛着がどんどん深まっていくと思いますけれども、ついつい、何か番号を選ぶ時にも「20」を選んだりすることはないですか?

極端ですけど、ゲームをやり始めた時の名前に「20」を入れたりとか、数字を使う時は「2」と「0」を使ってみたりとか、無意識に選んでる…というのはあります(笑)。

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──そして、プロ1年目の今年、3つの目標を掲げていらっしゃるとか。
まず1つ目が、「日本シリーズまで1軍完走」。
もちろん1軍でピッチングしていきたいでしょうし、チームとしては2年連続でBクラスというちょっと残念な結果になってるので、今年はクライマックスシリーズ、そして日本シリーズに進みたいですよね。


そうですね。やっぱりチームは日本一を目標に練習・試合をしていきますから、自分もそこの目標は絶対にブレてはいけないと思いますので、まずチームの目標についていけるように…ということ。そして、ドラフト1位で、また即戦力として指名していただいたので、スタッフの方、球団の方含め、たくさんのファンの方に恩返しできるという意味でも、しっかり結果を出して、1年間1軍で戦いたいと思います。

──そして2つ目の目標が、「森下投手に続く新人王」。

ここは最初はあまり意識してなかったんですけど、広島に指名されて、応援してくださる方々、話しかけてくださる方々みなさんが「去年の森下の活躍を期待している」と言ってくださるんです。やっぱり広島の1位(指名)というのは、今年は(活躍を)特にみんなが求めているところだと思うので、その期待に応えるということがプロ野球選手の仕事だと思って、そこ(新人王)は1つの目標としてやっていきたいと思っています。

──3つ目の目標が「謙虚を貫く」。

もともと「謙虚」という言葉が座右の銘なんです。“プロ野球選手”になったことで、ここで自分の実力を過信して天狗になったり努力をしなくなったりするのが1番ダメだと思うので、今までの座右の銘の「謙虚」という言葉を信じて、またその言葉を胸に行動していくことで日々成長できると思うので、プロ野球選手になっても謙虚な姿勢は忘れずにいきたいと思っています。

──「謙虚」は、中学時代からずっと口にしてきた言葉なんですか?

「謙虚」というのは、中学校の時の監督に、僕が卒団する時にいただいた言葉で。当時は全然意味もわからなかったので、“何言ってるんだろうな?”って思ってたんですけど(笑)。大学に入った頃ぐらいから、(侍)ジャパンの選考会などに参加して、高いレベルでやっている方々と同じ舞台に立てた時に、“やっぱり「謙虚な姿勢」というのはすごく大事だな”と思ったので、そこからずっと自分の座右の銘にしています。

──名城大学の山内壮馬コーチの、「(栗林投手について)プロで心配することはないけれども、“優しい心”だけは心配だ」というようなコメントを見ましたが…。

壮馬さんにはずっとそれを言われていて、「強気」という言葉をサインボールと一緒にもらったことがあるんです。社会人に入る時に、大学野球とはまた違ったレベルの高い、またトヨタ自動車という大企業でプレーするということで、「しっかり強気でやれ」とアドバイスしていただいて。プロに入ってからも「プロとして“強気”という言葉は必ず大事になってくる」と言われているので、自分も強気なピッチングができるようにやっていきたいと思っています。

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──開幕ローテーション入り、先発へのこだわりというのはいかがですか?

先発へのこだわりはそれほどないので、チームのスタッフ、監督含めコーチの方々が、自分をどこで使いたいと思っているのか。また、期待に応えるためにやっているので、先発でもリリーフでもどこでもできるように今は準備をして、結果を出していきたいと思っています。

──ご本人としては、連投しても不安はないんでしょうか?

そうですね。大学の頃も普通に連投していましたし、ピッチャー歴もそんなに長いわけではないので、もともと先発にこだわりはないんです。だから連投も全然いけますし、本当にこだわりなく、ただ“期待に応えたい”と思いながらずっとやっています。

──求められるポジションで頑張りたいということですね。
さあそして、この番組では、毎回ゲストの方にCheer Up Songを伺っています。栗林投手の心の支えになっている曲を教えて下さい。


広島東洋カープの応援歌です!

──もう、自分の応援歌になったわけですからね(笑)。

そうですね。やっぱりこれをみなさんに聴いていただいて、カープファンになってもらえたらいいなと思うので。

──体のどこを切っても、カープの赤い血が流れてるわけですからね。

今は、はい、そうですね(笑)。

──最後に、カープファンのみなさんにメッセージをお願いします。

今年から広島東洋カープでプレーすることになりました、栗林良吏です。
みなさんが球場に来てくださった時、テレビを観てくださった時に、必ず笑顔で帰れるよう頑張っていきますので、これから応援宜しくお願いします!

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