• mixi
  • Facebook
  • ツイッター
  • Google
  • TOKYO FM
  • TOYOTA
Home>Athlete News
Athelete News
21.01.16
弱い自分がライバル
null
今週の「Athlete News」は、先週に引き続き、プロスケートボーダーの四十住さくら選手にインタビューを行いました。

四十住さくら選手は、2002年、和歌山県生まれ。
兄の影響で小学6年生スケボーを始め、中学からは、母親と二人三脚で本格的に練習に取り組んでこられました。
2018年の日本選手権、アジア大会、世界選手権を制し、おととしの世界選手権は2位。
多彩なトリックを武器に、東京オリンピックでのメダル獲得が期待されています。



null
──東京オリンピックの新競技にスケートボードが追加されて、注目度というのは感じたりしますか?

そうですね。やっぱり東京オリンピックにスケートボードが入って、“競技”として認められたので、女の子(の競技者が)がすごく増えた気がします。
パークに行った時に、最初は“女の子が全然いないな”と思ったんですけど、最近は女の子がたくさんいて、すごくビックリしますね(笑)。

──たくさんの方がいらっしゃるパークだと、教えあったりすることもあるんですか?

たまに、「サインください」とか言って来てくれたりした時には、ちょっと教えてあげたりします。女の子には特に教えたくなりますね(笑)。

──ご自身では、教えるのは得意な方だと思いますか?

今もですけど、私はスケードボードをする前から子供がすごく好きで、幼稚園の先生になりたいなって思っていたので、すごく嬉しいし、教えるのは好きです。

──競技として、海外遠征というのも多かったんですか?

海外遠征はすごく多いですね。やっぱり大会が海外であるので、アメリカで大会があるとなったら1ヶ月くらいアメリカにいます。

──海外の“スケードボード熱”ってどんな感じなんですか?

全然スケートボードを知らない人でもワーッてすごく盛り上がってくれます。大技とかを決めたらビックリするぐらい拍手とかハイタッチとかしてくれるので、すごいテンションが上がります(笑)。

──やっぱりアメリカとかが強いんですか?

そうですね。アメリカとかブラジルとかが1番盛り上がってますね。

──怪我をしたり、“怖い!”って思わないんですか?

怪我は脳震盪を1回だけで、骨折とかは1回もやったことがなくて。スケートボードを始めた時に母親と1つ約束したことがあって、「何があってもヘルメットとサポーターは外さないで」って約束をして今も必ずつけているので、まだ(大きな)怪我はないです。

null
──四十住選手は、スケートボード以外に何か息抜きはあるんでしょうか?

“息抜き”というか、昔から好きなのは折り紙です。海外とかで、練習が終わってホテルに帰った時に、時間があったら折り紙をしたりしています。
折り紙みに関しては同じものをいっぱい作ります。スケートボードでも、新しい技に初めて成功しても、成功率を上げるまでに何回も何回も乗らないといけないんですけど、そういう“繰り返しやる”ことが好きで。折り紙も、同じものをずっと作っているのが好きです。

──例えば何を作っていらっしゃるんですか?

「くす玉」とか。同じパーツをバーっと作って、最後に組み合わせるものが好きです。あと、コロナの期間で千羽鶴も作って。千羽作ったんです。これは“コロナが早く収まってほしいな”と思ったので、部屋に飾ってあります。

──ご実家で珍しい生き物を飼っていらっしゃると伺ってるんですけれども。

ヤギを飼っています。

──ヤギ! なぜヤギを飼われたんでしょうか?

家の庭が広くて雑草がいっぱいあるので、ヤギがいたら食べてくれるかと(笑)。
スケートボードを始めた頃にはいたので、5〜6年前から(飼いはじめた)と思います。学校から帰ってきたらいました(笑)。

──突然ですか?(笑) 名前は何て言うんですか?

「やっくん」です。男の子です。

──コミュニケーションってどうやって取るんですか?

懐いているのが母だけなのでちょっとわからないです(笑)。

──お母様が作られるご飯の中で何が1番好きですか?

手作りの春巻きが好きです。私は野菜が嫌いなんですけど、その春巻きに入っている野菜なら大丈夫なんです。何が入っているのかはあんまりわからないんですけど、全て野菜みたいです。

null
──お母様の工夫、愛情なんでしょうか。本当にご家族のお話を伺っていると心が温まります。素敵ですね。
改めて、スケートボードの魅力とは、どんなところなんでしょうか?


大技に乗れてもまた目の前に大技が出て、本当に“技に終わりがない”というところです。“これで終わり!”じゃなくて、また目の前に(新しい大技が)来るから、それで(技を成功させて)“やったー!”となっても、また目の前に大技が出てくるところが本当に楽しくて、好きです。

──東京オリンピックで新競技となりましたけれども、「スケートボードのこういうところを見てほしい」というポイントは、何かありますか?

高いエアーとかをするとみんな「おお〜!」ってなったりするんですけど、私の得意な“テクニカルな部分”も見てほしいなって思ってます。

──“高さ”とかではなく?

小技と言ったら良くないんですけど、縁(ふち)に掛けてやる技とかも見てもらえたらいいなと思います。

──ズバリ、東京オリンピックでの目標は何でしょうか?

東京オリンピックでは、自分の今まで練習してきたことを全て出し切って、金メダルを獲りたいです。

──今、ライバルと言うと誰でしょうか?

ライバルは…本当に私が(スケートボードを)好きでやっているので、誰も見ていなくて(笑)。“弱い自分がライバルだな”って思っています。

──カッコいい! 華々しく活躍されている姿をぜひ見たいです。

頑張ります!

──この番組では、毎回ゲストの方にCheer Up Songを伺っています。今週も四十住選手の心の支えになっている曲を教えて下さい。

嵐の「Happiness」です。
私は嵐が好きでよく聴いてるんですけど、「Happiness」を聴いているとすごくハッピーになれて“もっと頑張ろう!”って思えるし、リズムもいいので、すごくテンションが上がります。

──特に“誰が好き”とかあるんですか?

私は相葉(雅紀)くんに会いたいです。動物が好きなので(笑)。大野(智)くんと櫻井(翔)くんには取材で会ったことがあります。大野くんは家に来てくれて(笑)。

──緊張しましたか?

はい(笑)。

──じゃあ、今度は相葉さんとも。

ヤギのやっくんと一緒にお散歩してほしいです(笑)。

null

null



今週のゲスト、四十住さくら選手のサイン色紙を1名様にプレゼントします!
ご希望の方は、番組公式ツイッターをフォローして指定のツイートをリツイートしていただくか、
Facebookのアカウントをフォローしてコメントをしてください。当選者には番組スタッフからご連絡を差し上げます。


----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

過去1週間分の番組が無料でお楽しみいただけるradikoタイムフリー
番組を聴いて気に入ったら、SNSで友達にシェアしよう!

1月16日(土)OA分の放送はこちら

Message

Circle of Friendsや藤木直人さん、高見侑里さんへのメッセージはこちらから。あなたのスポーツ体験と気分を盛り上げるためには欠かせないリクエスト曲をお待ちしています。