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Athelete News
20.10.03
バドミントン観戦の楽しさを伝えていきたい
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今週の「Athlete News」は、先週に引き続きリオ・オリンピック バドミントン女子ダブルスの金メダリスト、高橋礼華さんをゲストにお迎えしました。

高橋礼華さんは、1990年、奈良県生まれ。
宮城県の聖ウルスラ学院高校時代に1学年下の松友 美佐紀選手と“タカマツペア”を組み、3年生の時インターハイで優勝。
高校卒業後は、日本ユニシスに進み、2014年には、女子ダブルスで日本勢初となる世界ランキング1位に輝かれ、この年のスーパーシリーズファイナルも初制覇。
2016年のリオ・オリンピックでは、金メダルを獲得。
リオから4年の節目となる今年8月、現役を引退されました。



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──今の日本のバドミントンは、男女シングルス・ダブルス共に本当にレベルが高いなと思います。特に女子ダブルスは、激しい戦いですよね。

でも、リオ(オリンピック)の前のレースの方が緊張していましたね。今回の東京オリンピック(出場権を賭けた)のレースでは全然緊張しなくて、“出れなかったら出れなかったでしょうがない”という気持ちになれたので。周りは強いんですけど、私はリオの時の方がプレッシャーをすごく感じていました。

──バドミントンは、オリンピックの選考基準がハッキリしているじゃないですか。その方がやりやすかったりしますか?

そうですね。他の競技のように採点されて決まるというのではなく、自分たちは相手と戦って勝ち負けで(基準が)しっかりしているので、わかりやすいといえばわかりやすいですね。(選考で落ちても)それは自分の実力不足だなって感じるので、バドミントンで良かったなとは思います(笑)。

──いろんなペア…オグシオペアがいたりして、そしてタカマツペアが金メダルを獲って、男女バドミントンのレベルが上がってきて。最初にバドミントンを始められた時より、バドミントンへの注目度はかなり上がってるんじゃないですか?

年々選手も強くなってきていますし、逆に言えば、海外勢ではもともと中国がすごく強かったんですけど、今はちょっとレベルが下がっている状態なので。ロンドンの時には、中国が金メダル5つでしたから。
でも、“日本は強い”とは言われているけれど、リオでは私たち(タカマツペア)の金メダルと奥原(希望)選手の銅メダルの2個しかなかったんですよね。中国みたいな“圧倒的な強さ”になるとなったら、やっぱり5種目金メダルを獲るぐらいにならないと、日本でも本当の意味でのメジャーにはいかないのかなと思うので、そういうところは今後の選手たちに期待したいと思います。

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──そして、“お客さんの観戦”に興味があるとか。“もっとこうしたらいいのに”という思いがあるんですか?

母親とか観に来てくれる友達とかに聞くと、けっこうバドミントンの試合時間って長いんですよね。例えば、タカマツペアの試合だけ観に来る…という場合でも、昼の時間帯に被ったりしたら、1時間とか観なきゃいけなくなってしまう。“じゃあいつお昼ご飯を食べてるんだろう?”とか“絶対にお腹空くのにどうしてるんだろう?”って考えた時に、バドミントンの会場の周りには飲食店がなさすぎるなと。野球とかサッカーだったら出店が出てたりするんですけど、バドミントンにはそれがない。だから、そこに私も何か提供できたらなと思っていて、最近はそこに興味が沸いています。

──ビジネスチャンスがそこにある(笑)。事業にも進んでいきたい?

(笑)。やっぱり、バドミントンの会場の雰囲気とかも楽しんでもらいたいと思うので。今は「選手を観に来る」「試合を観に来る」人がほとんどで、もちろんそれもすごく大事なんですけど、“バドミントンの観戦ってすごく楽しいんだよ”ということをいろんな人に伝えていきたいなと思うので、その中で自分が興味があるのは飲食かな、と思って(会場での飲食の提供を)考えています。

──国際大会とかツアーファイナルも、すごく会場の演出とかも凝ってますよね。

インドネシアとかに行くと、(試合会場で)お客さんが踊っていたり、サッカーみたいに応援歌のようなものを歌ったり、私たちは日本人なのにたくさん声を掛けてくれたりするんです。日本人はなかなか声を出して応援することも少ないと思うんですけど、選手もしっかり声を出して応援してもらえたら絶対に嬉しいと思うので、そういうところも協会とかに言って、私が率先して何か出来たらなと思っています。

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──そして、来年に延期になった東京オリンピック。後輩たちに期待することは?

今は、バドミントンの試合自体もなかなか開催されない状況の中にあるので、目標を見失っている選手も絶対にいると思います。でも、自分たちが“オリンピックで結果を出したい”という気持ちがあれば、絶対に最終的に結果はついてくると思うので、しっかり私も応援していきたいなと思います。

──さあ、そしてこの番組では、毎回ゲストの方にCheer Up Songを伺っています。今週も高橋さんの心の支えになっている曲を教えて下さい。

E-girlsの「出航さ! 〜Sail Out For Someone〜」です。
これはリオ・オリンピックの前に聴き始めて、歌詞が、これからオリンピックに向かう私にとって“そうだ!”と思わせてくれるような曲なので、オリンピック前にすごく聴いていました。

──やっぱりそうやって、音楽に勇気づけられることってあるんですね。

そうですね。私は基本、試合前はテンション高めの曲ばかり聴いて行くんですけど、先週の「Go my way」とこの「出航さ! 」は、歌詞をしっかり聴き入れて試合に行っていたので、“よし、頑張ろう!”という気持ちになりました。

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今週のゲスト、高橋礼華さんのサイン色紙を1名様にプレゼントします!
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