今週の「Athlete News」は、女子サッカー 日本代表 なでしこジャパン 岩渕真奈選手をゲストにお迎えしました。
(※このインタビューは、東京オリンピックの延期が決定する前に行われたものです)
岩渕真奈選手は、1993年生まれ、現在27歳。東京都のご出身。
INAC神戸レオネッサ所属。ポジションはフォワード。
小学2年生の時にサッカーを始め、中学進学時に日テレ・メニーナに入団、
14歳でトップチームの日テレ・ベレーザに2種登録され、2008年に昇格。
その後移籍したドイツ・女子ブンデスリーガでも活躍しました。
日本代表では、2011年ワールドカップドイツ大会優勝、
2012年ロンドンオリンピック準優勝、
2015年ワールドカップカナダ大会準優勝するなど、
長きにわたり、日本代表で活躍されています。
──2011年のW杯から現在までチームの移り変わりを見てこられたと思いますが、ご自身の役割も当時から変わってきていると思いますか?
そうですね。色々な経験をさせてもらってきて、チームとしても監督が代わったり色々な変化がありましたけど、自分の立ち位置も変わってきているなとは感じます。
──2011年の時には最年少の18歳だったんですよね。
岩渕選手を奮い立たせてきたもの、支えになっていたものとは何でしょうか?
結局は“本当にサッカーが好き”という心だけなんですけど、色々なことがある中で、周りで関わってくれる人達が支えてきてくれたからこそここまで来れたのかなと思いますし、自分だけではなく、色々な力が支えてくれて、乗り越えられているのだと思います。
──2012年からはドイツでプレーされていましたが、ヨーロッパのレベルというのは間近で感じてみてどうでしたか?
最初は体格で勝てない相手とプレーするのは苦労しましたが、毎日そういう相手と対戦することによって自分の中でも“出来る”という自信が持てるようになりました。
そういう意味でも、日本代表としてヨーロッパのチームと対戦することになっても臆することなく試合に臨むことができるようになったので、最初は大変でしたけど、そこからは(ヨーロッパでのプレーの経験は)プラスでしかなかったなと思います。
──ドイツで得られたものとは何ですか?
初めての一人暮らしで、自分で勉強して言葉も喋れるようになって、自分で自分の意見を伝えてかなければいけない環境に飛び込んだので、そういう「人としての成長」は出来たと感じています。
サッカーの面では、日本人の良さというものを改めて感じました。
──どう違いましたか?
技術の面でもそうですけど、日本人は協調性があってチームのため、人のために頑張れる。
もちろん海外の選手にもありますが、やっぱり日本人はそういう気持ちが強いんじゃないかなと感じました。
それは日本の武器だと思います。
──そういう経験があって今の岩渕選手がいらっしゃるのだと思いますが、オリンピックに向けてはいかがですか?
東京でオリンピックが出来るということは本当に素晴らしいことだと思いますし、自分自身も27歳という良い年齢で迎えられるのは幸せなことでしかないので、しっかりピッチに立って一番輝いたメダルを獲れるように頑張りたいなと思います。
──今シーズンの個人的な目標を教えてください。
毎試合、“チームに貢献した”と胸を張れるようにするのが目標です。
──番組では、ゲストの方にCheer Up Songを伺っています。岩渕真奈選手の心の支えになっている曲を教えて下さい。
清水翔太さんの「Impossible」です。
──なぜこの曲を選ばれたのでしょうか。
歌詞の中に「Nothing is impossible(不可能はない)」というワードが出てくるんですけど、“今は届かなくても努力すれば出来る”という曲で、曲調も気合が入る感じなので好きです。
──どういう時に聴かれますか?
試合前とかにも聴きますし、車を運転する時にも聴くし、普段から常に聴いている曲です。
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