今週の「Athlete News」は、番組恒例、プロ野球・沖縄キャンプ取材を4回にわたってお送りしています。
第3弾の今日は、リーグ連覇、8年ぶりの日本一奪回を狙う読売巨人軍 中川皓太投手、田口麗斗投手です。
最初のインタビューは、中川皓太投手です。
──中川投手といえば、宮本和知投手コーチから投手キャプテンに指名されました
監督やコーチにどんなことを求められていると思いますか?
キャプテンに対する期待は、そこまではしていないと思うんですけど。
僕も含めて若い選手が多く、今まで菅野さんに頼ってきていた部分があるので“違う人がやってほしい”という気持ちの現れだと思うので、少しでも答えられたら良いなと思います。
──昨シーズン、中川投手はチーム最多の67試合に登板、5年ぶりのリーグ優勝奪回の原動力となりました
2018年から比べると登板試合が倍以上になりましたが、やっていく中で意識するようになったことはありますか?
以前ですと、投げる回数も多くなかったので、一試合一試合、悪かったら引きずってしまっていました。
去年は登板試合が増えたので、引きずる時間もなく、毎試合やってくるので、いい意味で切り替えは上手くなったかなと思います。
──昨年のプレミア12でも大活躍でした
初選出での出場で優勝を手にしたわけですけれども、実際に戦ってみて代表はいかがでしたか?
今、自分がいるチームとはまた違ったトッププレイヤーが集まるチームなので緊張はしました。
その中で優勝の経験が出来たっていうのは、また違った喜びがあって良い経験になりました。優勝した試合は1点差でもあったので、とても緊張しましたね。
──プレミア12の期間中は、他の投手から投げ方を教わったという話を聞きましたが
具体的にはどなたからですか?
変化球のにぎりとか、意識のことを聞いたんですけど、DeNAの今永とか、山崎康晃さんにアドバイスをもらいました。
──それは今シーズン見ることができそうでしょうか?
そうですね、なんとか見せられるように頑張っている途中です(笑)。
──今年は東京オリンピックですが、オリンピックへの思いはいかがですか?
東京でオリンピックがあるのは“人生にあるか・ないか?”ということなので、現段階で選ばれる可能性がゼロではないので、選ばれたい気持ちは強いです。
──そのためには、このシーズンも大切になってきますよね
はい。前半戦から、自分ができることをしっかりやって、その結果選ばれれば良いなと思います。
■続いては、田口麗斗投手のインタビューです
──原監督が“チームのバランスの中で先発候補であり、セットアッパーという形でも考えてもいる”と、仰っていたようですけど、そのあたりご自身ではいかがですか?
もちろん先発を目指してやっているんですけど、監督の中でも“田口はここができる、あそこもできる”と思ってもらえるだけで幅がありますし。
僕自身もプラスに評価してもらっているなと思います。
──ご自身の中で、先発への思いは強いですか?
強いと思います(笑)。
──そのあたりの取り組みというのは、いかがなんでしょうか?
ブルペンで球数を多く投げたり、ランニングメニューを人よりも多くしてください、とお願いをしています。
──今年は東京オリンピックですけれど、今シーズンへの思いを聞かせて下さい
今年もどういうポジションになるか分からないですけど、任されたポジション、与えられたポジションで全うして、100%の力を出し切ってシーズンを終えたいなと思います。
──田口投手はチームのムードメーカーと伺ったのですが、ご自身の中ではそういう意識はありますか?
暗いよりは明るい方が自分自身も楽しいので、“皆が楽しんでもらえるなら、いくらでも体張ります”という気持ちではいます(笑)。
──巨人のチームだけではなくて、侍ジャパンの中でもですか?
そうですね。あの時はハヤトさんがいたり、マルさんがいたりしたので「田口いけよ!」と言われて、一皮向けることができました(笑)。
──番組では、ゲストの方にCheer Up Songを伺っています。田口麗斗投手の心の支えになっている曲を教えて下さい
AIさんの「ママへ」です。
昨年くらいから妻の妊娠がわかって、お母さんというものについて考えるようになって、この曲に出会いました。
ママに対しての感謝というか、お母さんのことを愛している…だから、僕も妻に対して愛を伝えていかないといけないなと思いました。
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