今週の「Athlete News」は、先週に引き続き、WBC世界ライトフライ級チャンピオン寺地拳四朗選手をゲストにお迎えしました。
1992年1月6日生まれ、28歳。京都府のご出身。
中学3年でボクシングを始め、高校で全国高校総体準優勝、関西大学で国体優勝。満を持して2014年8月プロデビュー。
2017年5月にWBC世界ライトフライ級王座奪取。
昨年、12月の世界戦で同級12位、フィリピンのランディ・ペタルコリン選手に4回1分8秒でTKO勝ちし、7度目の防衛に成功。
通算戦績は17戦全勝(10KO)と、無敵の戦績をおさめています。
──ルックスが可愛らしいというか、童顔で…今28歳ですよね? いくつぐらいに見られることが多いですか?
制服着たら「高校生いけるやん」とか、めっちゃ言われます(笑)。
──寺地選手のお父様は、もともと東洋太平洋のチャンピオンで、今所属されているB.M.Bボクシングジムの会長です
これはお父様から、小さい頃からボクシングの手ほどきを受けていたんですか?
全然なかったですね。
──ボクシングをされるようになったらお父様は喜ばれたんじゃないですか?
世界をとったときは、喜んでくれたと思います。
──ボクシングを始めたきっかけは何だったんですか?
僕は本当にやりたくなくて、高校受験の三者面談で「行くとこないぞ」って言われたんです。
それを聞いた僕のお父さんが悩んだ結果「ボクシングをしろ、ボクシングでスポーツ推薦もらうぞ」と。
──そこから急遽ボクシングをやって推薦をとろうとした…それは無茶じゃないですか?
それがいけたんですよ(笑)。
──そのときの指導はお父様がしてくれたんですか?
そうですね。
──どこかで“ボクシング面白いな”と思った瞬間があったということですか?
面白いと思ったのはだいぶ後になっちゃいます。
この頃は卒業するためにこなしているというか…卒業するまで頑張ろうと思っていました。
──高校卒業したらやめたっていいくらいな?
そうですね。
──それがなぜ大学に行って続けたんですか?
推薦をもらったので、高校のときに準優勝まではいったんですけど。
──準優勝しても“ボクシングは俺に向いている”とか“面白いな”という思いはありましたか?
逆でしたね。
大学行けるだけで、まあ、行けるレベルでもなかったのでラッキーという感じでした。
──しかし、そこからプロ転向したわけですよね?
ボートレーサーにもなりたくて、大学のときにボクシングをやめようと思って試験を受けたんですよ。
それがダメで、ボクシングを続ける羽目になって。
──プロで試合を重ねるごとに強い相手と戦って、進む中で“世界チャンピオンとりたいな”という思いに変わっていったんですか?
そうですね。最初の方はあまりなかったですけど。日本5位に入っちゃうと日本タイトルが見えてくるんですよね。
そうなると、“とりあえず日本タイトルとるか”って、日本タイトルをとると世界ランキングに入るんですよ。
じゃあ、世界いけるなって(笑)。
──練習は頑張っていたんでしょうけど、才能があったということですね
運もあったと思います。
──番組では、ゲストの方にCheer Up Songを伺っています。今週も寺地拳四朗選手の心の支えになっている曲を教えて下さい
WANIMAさんの「GONG」です。詞もいいですね。
──この曲を知るきっかけになったのは何ですか?
昔から好きだったんですけど、たまたま新幹線でお会いして、そのときに“これは挨拶しに行くしかない!”と、勇気を振り絞って行きました。
──どういう感じでいったんですか?
すごく緊張して「すいません、ボクシングをやっている寺地拳四朗です」から始まって、けっこう喋ってくれて。
マネージャーさんが名前を検索してくださって、けっこうお話しさせていただいて、そのつながりで先日一緒にお仕事させていただきました。
本当に嬉しかったですね。
今週のゲスト、寺地拳四朗選手のサイン色紙をプレゼントします!
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