今週の「Athlete News」は、『Supra is back to Japan Fes』で行った、トークイベントの模様をお送りしました。
ゲストは、e-Motor Sportsの山中智瑛選手です。
山中智瑛選手は、2018年に行われた GTチャンピオンシップのマニュファクチャラーシリーズにトヨタのアジア・オセアニアリージョン代表として参加。チームをリードし、2位入賞を果たしました。
同じく参加したネイションズカップでは日本人最高の4位入賞。
普段は車の部品の開発の仕事をしながら、4歳からはじめたグランツーリスモで、GTドライバーとして世界の頂点を目指していらっしゃいます。
──去年の2018年からグランツーリスモスポーツユーザーが参加できるFIA公認の競技会が行われたんですよね、初めての世界大会だったということですが
今まで国内の大会はあったんですけど、国際自動車連盟のFIAというところと、グランツーリスモSPORTがタッグを組んで世界大会をやるという試みが昨年から始まりました。
──11月には世界各地から成績優秀選手をモナコに集めて、世界一決定戦 ワールドファイナルが開かれブラジル人のイゴール・フラガ選手が優勝しました
最終戦まではいい戦いができていたのですが、最後のレースは苦手意識のある車と、苦手なコースというところもあって、流れが変わってしまいました。
表彰台には登りたかったのですが、すごく悔しい思いをしましたね。
──でも、世界で4位ですからね
その嬉しさはあるんですけど、やっぱり出るからには世界一になりたいという思いが当然あったので。
嬉しいというよりも悔しい気持ちがいっぱいで日本に帰ってきました。
──モナコと言えばF1レースで市街地でレースをしてますけど、そんなところで大会が行われるというのは参加してみてどうでしたか?
すごい不思議な気持ちでした。
行われた会場の近くにもF1コースがあって、コースウォークをしてみたんですけど。300キロ近いスピードであんなに狭い道幅でレースをされている本物のF1のドライバーの方達というのは、ちょっと次元が違うなと思いました。
──実際の車とかはレースなどされるんですか?
レースには出たことないんですけど、自分の愛車などでサーキットを走ったりします。
──サーキットを実際に走られて、グランツーリスモと繋がってますか?
完全に繋がっていると言っていいんじゃないかなと感じています。
──同じような感覚で運転できるものなんですか?
グランツーリスモで、例えば、“このサーキットはどこを責め所にしたらいいか”っていうポイントだったりとか。
どこでブレーキを踏んだらいい、どこでアクセルを踏んだらいいとか、“どこで何をしたら正しく走るか”ということを予習できるんですね。
実際の車だとGがかかるので、感覚としては本物の方がつかみやすい面があります
──実際にレーサーとして活躍している、イゴール・フラガ選手選手が優勝したんですよね
彼はブラジルでレースをしていて、バーチャルとリアルが繋がっているっていう事を証明してくれたと言っても良いかもしれません。
──グランツーリスモ SPORTのオンラインユーザーは全世界に拡大して350万人に達したそうです、ゲームという事で手軽に楽しめますよね
そうですね。誰もが簡単に触れられるというところが、このeモータースポーツの魅力ですよね。
──オンラインでもできるので、世界中の人たちとつながる事ができますよね
世界中の色んなプレイヤーと一緒に走れるということで、どういう考えを持ってレースをしているのか、というのはいろんな壁を越えて、非常に魅力的ですね。
──2019年シーズン開幕していますけれども、目標を聞かせてください
今年は必ず世界をとりに行くというのが一番の目標です。
──今年の国体から開催される「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」
これは驚きじゃないですか?
時代が変わってきて、eスポーツと呼ばれるものが認知されてきていて
尚且つ認められてきているということなので嬉しいですね。
──番組では、ゲストの方にCheer Up Songを伺っています。山中智瑛選手の心の支えになっている曲を教えて下さい
山崎あおいさんの「FAIR WIND」という曲です。
山崎あおいさんがデビューされた時のアルバムの曲なんですけれども、彼女の歌声だったり、心にしみるような歌詞に共感をしていて。
自分が壁にぶち当たった時とか、辛いなと思った時に、彼女の曲を聴くとすごい元気になるんです。
今週のゲスト、山中智瑛選手の“サイン色紙”をプレゼントします!
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