今週の「Athlete News」は『Perfect Body!』でお馴染み、アクション俳優 ケインコスギさんにお話を伺いました。
ケイン コスギさんは1974年10月11日生まれ。現在44歳。
父親のショー・コスギさんの影響で幼い頃からアクションスターを志します。
8歳から子役として数々の映画に出演。
高校卒業後、エンタテインメント業界でのキャリアを積むためにアメリカを離れ、
来日。人気スポーツ番組「SASUKE」や「スポーツマンNo.1決定戦」への
出演によって、アスリート俳優としての新たな活躍の場を広げ、その地位を確立。
幼い頃に思い描いた世界的アクションスターになる夢を叶えるベく、
現在はハリウッドや中国等、海外で活動。
2018年、eスポーツ界にも進出。
スポーツとeスポーツを両立できる存在として、話題となっています。
ケイン コスギさんには、eスポーツの世界についてじっくりと伺っていきます!
──昨年、Amazon.com が提供するPCゲームに特化したライブストリーミング配信のプラットフォーム「twitch(ツイッチ)」で
配信したゲームの実況プレイがゲーマーたちの間で話題になり、その視聴者数は何と!世界1位を記録したそうですね?
そうですね。1回目が16000人で、ちょうどその瞬間で世界1位だったみたいです。
──なぜ、ゲームの実況を配信しようと思ったんですか?
元々、子供の頃からスポーツと同じぐらいゲームが好きだったんです。
ずっとゲームやっていて、自分も新しいゲームが始まると”どうやれば上手くなるのか。”とか、”どうやったらクリアできるのか。”とか。
他の配信者を見て参考にしたりしてましたから、それだったら、配信して見てる人達から色々教えてもらったりアドバイスを頂いて上手くなりたいなと思って始めたんです。
格闘ゲームも結構やっていたんですけど、それはアクション俳優として、役に立つと思ったからなんです。
いろんなアクションゲームをやりながらコンビネーションや、新しい技のヒントをもらったりしていましたね。
──例えば、どんな技に今まで挑戦してみましたか?
有名なゲームですけど、ストリートファイターの竜巻旋風脚とか…。なかなか出来ないんですけど、2回ひねってから蹴ったりするような、それに近い技とかもあるんですよ。
他の格闘技ゲームでは、ブレイクダンスをやりながら戦うキャラいたので、ブレイクダンスを取り入れてアクション映画で何回か使ってみました。
──ケインさんにとって、ゲームはスポーツですか?
もちろん、スポーツです!
──己の肉体を使うスポーツとバーチャルの世界のeスポーツ。正反対のイメージもあるのですが…。
いろんなスポーツを子供の頃からやっていて。ゲームは本当に現実のスポーツと似てますよね。
チームプレイとか個人プレイももちろんありますし、僕にとっては本当にスポーツだと思いますね。例えば、アメフトだとクォーターバックとして指示を出す人もいますし、ポイントゲッターとかそういうのも必ず分けてありますので。
──ゲームによってはチームワークというか、チームとしての戦略も非常に重要になってくると。
そうですね。あとはゴルフと一緒ですね。ロールプレイングゲームは毎回毎回同じマップですよね。
でも同じマップだけど、絶対同じ試合はないですね。140種類のキャラクターがいるから、同じゲームはないんですよね。
──やっぱりスポーツというと、スポーツで良い結果を出すために厳しいトレーニングを積むわけじゃないですか。
ゲームもやっていく中でスキルを習得して上手くなるということもありますけど、スポーツのトレーニングとの違いはどうなんでしょう?
今、特に海外のプロゲーマーは毎日トレーニングしてます。
体のトレーニングとか、ちゃんとトレーナーがついて、栄養士がついて。本当にプロ野球選手とかプロアスリートと一緒ぐらいですね。
──そういう体の状態もプレイに影響してくるんですか?
運動して体を動かすと血流が良くなって集中力がアップしますので、ゲームプレイにも影響ありますね。
──ちゃんと体を動かして栄養もちゃんと取ることで、よりゲームのレベルが高くなるっていうのは、子供達にぜひ声を大にして伝えたいですね。
今のeスポーツのプロアスリートは、今までのイメージと反対で、ちゃんと体を動かしてメンタルの強化をしたり、ヨガをやったり…。だいぶ変わりました。
──映画「マトリックス」の中では、コンピューターが作り出すを仮想現実の世界に生かされていて、
その中で空手を習得する時に、仮想現実なんだけど脳神経を鍛えるというか、考え方を変えなきゃいけなくて。それが肉体に変わってくというのが、今は現実の世界のeスポーツとして存在していますよね。
そうですね。今はVRとかもありますし、いろんな体験があるからどんどん進化すると思いますね。
──WORLDS 2017では、北京に試合を観に行ったのとことですが。
観に行きました!10万人が入るスタジアムでしたけど、満席でしたね。すごい感動しました!
──そういう大観衆の中でやるとやっぱり緊張してプレーも変わってきたりするんですかね?
僕も何回かイベントとかで人前でプレーした事はありましたけど、やっぱり違いますね。
それと今まで、嬉し泣きとかをしたことなかったんですけど、去年2回嬉し泣きしたのはゲームだったんです。
チームで初めて勝った時と、自分で目標を立ててそれを達成した時はやっぱり嬉しかったですね。
──ここで、事前に募集したケイン コスギさんへの質問に答えていただきます。
【東京都 ラジオネーム ぷっちも さん】
『賞金の金額や、トップ選手の年収を聞くと僕も脱サラして、
eスポーツの世界へ!何て考えてしまいます。
スポーツの世界だと年をとると肉体の衰えとか
反射神経の衰えとかがありますが、eスポーツは年齢関係ありますか? 』
eスポーツ年齢関係ないですね。他のスポーツと違って、eスポーツは女性・男性・子供・お年寄りまで、みんなプレーフィールドは同じですし、一緒にプレイはできるから面白いです。
──さて、ケインさんが最も力をいれているソフト『リーグ・オブ・レジェンド』。
通称『LoL』について伺いたいと思うんですけれども、アメリカが主体となってるゲームですよね。
そうですね。
──アメリカは、ビリヤードやダーツ、バスフィッシングなど、いろんなものをゲームとして楽しむというか、賞金額もすごいですもんね。
アメリカの配信者とかYouTuberは、もうすごいです。去年の一番の配信者は、プロプレイヤーより稼いでますね。17億とか…。規模が違いますよね。
──プロゲーマーとして稼ぐこともあるし、ゲーム配信をすることによって視聴数で稼いだりもできると。
プレイヤーが一回引退すると、みんなそのまま配信者なったり、他のプレイヤーに教えたりしてます。
──トップランカーっていうのはどれぐらいすごいんですか?
もう全然違いますね。去年、たまたまLoL界のマイケルジョーダンと言われるような韓国人のプレイヤーと一緒にプレイしたんですけど、あまりにもすごくて着いていけなかったです。
マウスの動きとか設定とか、あまりにも動きが早くて。普通の人がちょっと動いている時にはすでに端から端まで動いているんですよ。
──そんな難しいゲームなんですね…!
そして、ケインさんは、これからeスポーツの世界にどう関わっていきたいですか?
ゲームもスポーツもやりながら、楽しくやっていきたいな、と思いますね。
──個人的な目標といいますか、いくつくらいまで頑張りたいとかはありますか?
ゲームは80歳くらいまでやりたいですね!
──最後に改めてeスポーツの魅力。これからの可能性。そして、これからプロ選手を目指しているリスナーに向けて、メッセージをお願いします!
もし、ゲームをやったことなかった場合でも、自分に合うゲームを見つけて楽しんでもらいたいなと思いますね。
eスポーツは今までないスポーツですし、スポーツとエンターテインメントがミックスされたものなので、是非機会あれば触れてみてください!
今週のゲスト、ケイン コスギさんの“サイン色紙”をプレゼントします!
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