今週の「Athlete News」は、2018年の総集編をお送りしました。
●まずは、プロ野球!
今年も『TOYOTA Athlete Beat』恒例のプロ野球キャンプ地ツアーを行いました!
中日ドラゴンズ、広島東洋カープ、東北楽天イーグルスを回りました。
そんな中から、カムバック賞に輝いた松坂大輔投手!
──リハビリを超えて、今目指すところはどこでしょう?
昔のようなスピードのあるまっすぐは、無理だと言わないですけど難しいことだと思うので、そこを追いかけるのは正直大変なことだと思うんですけども、若い時から今もそうなんですけど、
ちゃんとしたストレートが投げられないと、僕の場合はどうにもならないので。
昔のように見て分かるようなストレートではないかもしれないですけど、バッターにとっては速く見えるようなストレートを投げられるようにしないといけないと思って、今キャンプでは取り込んでますね。
150kmの球は投げられなくても、技術で150kmのように見せることはできるので、そこを目指して行きたいですね。
──具体的な目標はありますか?
数字とかはなかなか言えないんですけど、まずはしっかり戦える体の状態を維持して一年間投げ抜きたい。
とにかく投げられる状態を維持できれば、どうにかできると思ってます。
●球団初のリーグ3連覇!そして、最優秀監督賞を受賞した広島東洋カープ緒方孝市監督
──緒方監督が目指す野球とは何でしょう?
就任当時から言ってるんですけど、「投手を中心とした守り勝つ野球」というのを掲げています。
そういうチームを作り、完成させたいなっていう思いで今チーム作りをやっています。
守り勝つっていう中で、やっぱりセンターラインはものすごい大事なところなので、143試合レギュラーが固まってしっかりと守る形を作らないと、やはり投手だけでは勝てない。
その投手プラス守りというところで、いかに失点を防いでいくか。
菊池は本当にヒット性の打球でもなんでも取ってくれるし、センターの丸にしてもそう。
田中広輔も…。この3人がちょうど同級生で同じ年齢なんです。ものすごく刺激しあっていて、チームメイトであり、お互いライバルなんですよね。
また、その中でキャッチャーというポジションで會澤が去年100試合以上、マスクをかぶって守ってくれたんですけど、
今まで打撃優先で守らせてたのが、ピッチャーの良い部分をよく引き出してくれて。
守りも安定したものを出してくれたので、こちらが思っていた以上に失点を抑えて防御率も良くなりましたね。やはり、會澤の成長というものはかなり大きかったですね!
●平昌パラリンピックで、
金メダル1個、銀メダル2個、銅メダル2個、合計5個のメダルを獲得と大活躍をしたアルペンスキー村岡桃佳選手
──スタート前はどんな気分なんですか?
怖いですね。それこそ、自分の前に滑ってる選手が大きな転倒をしたりとかっていうことでレースが中断することもあったりするんですよ。
その後に”私、これ滑らなきゃいけないの?”って思う気持ちとか、1回の滑走で全てが決まってしまうので、私の4年間この一回にかかってるのか…って思うと胃が痛くてしょうがないです(笑)。
3ターン目で転んだらどうしよう! 4年間が3ターンで終わっちゃった!ってなるじゃないですか。
──最高では何キロくらい出るんですか?
種目によっても違うんですけど、一番スピードが出る種目だと100キロと120キロを超えるスピードになってくるので、
それを生身の体で…って、自分でやりながらも頭おかしいんじゃないかって思いますね(笑)。
●そして、今年は競泳・日本代表が盛り上がりました。
特に、東京オリンピック期待の池江璃花子選手!本当に日本のチーム力を感じますよね。
そんな競泳・日本代表をまとめるキャプテン・萩野公介選手にもお話を伺いました。
──ずっと幼い頃からライバルだった瀬戸大也選手は、どんな存在ですか?
本当にちっちゃいときから一緒なので不思議な感じですよね。大也だけじゃなくて今の日本代表にはジュニアの頃からずっと一緒にやってきて、一緒に代表に入ってる選手もいるので、
小学生ぐらいから一緒だったのにまだ今も一緒だったりとかっていうのは、それこそ水泳がなければ出会えてなかったと思います。
小学生からずっと一緒に泳いできた大也や他の選手と一緒に国を背負って戦う、一緒にチーム日本で頑張るっていうのはすごく不思議だなぁっていつも思いますね。
──瀬戸大也選手との性格の違いはあったりしますか?
性格は真反対だと思います。だからこそ、苦じゃないのかなと思いますけどね。
僕、普段はベラベラ喋るタイプなんですけど、もし大也がそういうタイプだったら「うるせえな」と思いますからね(笑)。
──東京オリンピックでは二人で表彰台に立とう!なんていう話はしないんですか?
一緒に金メダル目指して頑張ろうって思ってはいると思うんですけど、最後に勝つのは俺だけどな!って、お互いが思ってると思います(笑)。
●最後は、今年、大学駅伝2冠を達成している
青山学院大学 駅伝チームのフィジカル強化指導を行っている中野ジェームズ修一さんです。
早くからモチベーションの大切さに着目し、
日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナーとして多くのアスリートから絶大な支持を得ています。
「子ども達にどうやってモチベーション上げさせたらいいですか?」って質問をよく受けるんですけれども、親御さんが選手だった場合とか、または勉強していた家庭の中で、
自分が先生とか親から怒られたりすると反骨心からやる気になったっていう経験があるとどうしてもお子さんにもそうしたくなりますよね。
でも、もしかしたらそのお子さんっていうのは怒られないで褒められた方がいいかもしれない。
だけど、人によっては褒められないで怒られた方がいい子もいるかもしれない。
後は、何も言わないであげた方がモチベーションが上がるかもしれない。
または、身近にいる人の成功体験を見せてあげるとやる気になるかもしれない。
それは、人それぞれなんですよね。なので、自分がこうだったからやる気になった。ではなく、この子はどうしたらやる気になるのか?っての見るか、または本人に聞いてもいいと思います。
そうすると、その子が本当にモチベーションが上がる方法っていうのが分かってくるかな、と思います。
私は直接聞いちゃいますね。「あなたはどうして欲しくて、どうしてくれたら気持ちが切り替わる?」とか、「どうしたらモチベーション上がる?どういう環境を作ってあげたら気持ちが切り替わる?」って聞くと、
黙っていてくださいとか、叱ってください。褒めてくださいって言える選手はすごいなと思いますけど、
「分からないです」っていう選手を、チームでサポートするのは難しいなって感じてしまいますね。
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