今週の「Athlete News」は、先週に引き続きサーフィン ショートボード JPSA 2018シーズン グランドチャンピオン、野中美波選手をゲストにお迎えしました。

野中美波選手は、2001年8月22日生まれ、現在17歳。埼玉県のご出身。
両親に勧められたことがきっかけで、
小学校4年生のときからサーフィンを始めました。
そして、12歳の時に、地元埼玉から東京オリンピックの会場でもあります、
千葉県一宮に移住。
国内の大会だけではなく、海外でも活躍し
今年、サーフィン 女子 ショートボード
JPSA グランドチャンピオンに輝きました。
東京オリンピック代表候補の1人として期待されています。

──東京オリンピック開催が決まったのが2013年。2016年にサーフィンが追加種目としてオリンピックに採用されると決まったときはどんな思いがありましたか？

オリンピックが決まったときは、サーフィンでプロとして活動してたときだったので、自分にもチャンスがあることなのですごい嬉しかったです。

──そして、会場は美波選手の地元でもある千葉県の一宮で行われるとのことですが…。

開催国が日本だし、やるところも自分の住んでるところなのですごい嬉しいです！
毎日入ってるところなので結構いい波もやってるし、悪い波もやってるので知り尽くしてます。

──これはかなり有利に働くんじゃないですか？

でも、自分はまだ海外の選手とは戦えるレベルにはなってないと思うので、2020年までに自分がどれだけできるか…という感じです。

──東京オリンピックに向けてどんなところを強化しようとしてるんですか？

海外の選手ってすごいみんな大きいんですね。
自分は体が小さいので、技をするときには体を大きく見せるように手を広げて技をしたりとか工夫はしています。

──日本代表は『波乗りジャパン』と言われていますが、参加されたこともありますよね。


この前の世界戦で『波乗りジャパン』としてカリフォルニアに行ってきました。
みんな、”勝ちたい”という気持ちがあって、結構すごい国の数だったんですけど、その中でもゴールドメダル取るぞ！っていう自信しかないチームでした！

──色んなテクニックを教えあったり、アドバイスしあったりしていたんですか？

コーチがみんなのことを見て、海からみんなが上がってきたとき一人一人に教えて…みたいな感じで、友達同士でも調子が上がらなかったら褒めあったりして、テンション上げてやっていました。

──サーフィンをやっていて良かったなと思うこと、思う時はどんな時ですか？

サーフィンを通じて世界に行っていろんな景色を見れたり、良い波になれたり、世界の人と友達になれたりっていうのはサーフィンをやっていて良かったなって感じます。

──サーフィンから学んだことがあったら教えてください。

他のスポーツでもそうだと思うんですけど、サーフィンは自分のことを信じることが一番大切だなって思っていて。
それに加えて何事も感謝の気持ちを忘れずに、当たり前のことじゃないっていうことはサーフィンをやっていたから学べたことだな、と思います。

──自然と向き合わなければいけない競技なので、色んな事に感謝の気持ちが芽生えやすいのかもしれませんね。
そして、この番組ではゲストの方にCheer Up Songを伺っています。野中美波選手の心の支えになっていた曲があったら教えていただきたいです。

TLCの「No Scrubs」です。古い曲なんですけど、お母さんが昔からよく聴いていて。海に行くときとかはずっと聴いていました。

──最後に、同じく頑張っている十代のみんなに一言お願いします！

スポーツは楽しんでやることが一番だと思います。試合試合で考えるんじゃなくて楽しくスポーツをしてたら結果もついてくると思いますし、上達できると思うので、頑張りましょう！



今週のゲスト、野中美波選手の“サイン色紙”をプレゼントします！
ご希望の方は、番組WEBサイトのメッセージフォームからお送りいただくか、Facebookのアカウントをフォローしてコメントをしてください。
当選者には番組スタッフからダイレクトメッセージを差し上げます。


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