今週の「Athlete News」は、クロスフィット トレーナー AYAさんにお話を伺いました。
──クロスフィットって、毎日同じトレーニングをするんですか?
毎日違いますね、人間が持っている身体能力をすべて引き出していくのですごくやる事が多いんですよ。
たとえば、今日やったメニューが3年後に回ってくるかもしれないかなっていうぐらいの、本当にいろんなことをするので。
──ウェイトで止まったまま、重たいもので筋肉をつけると、使えない筋肉だったりすることもあるんですか?
あえて、パンプアップすると大きくはなるんですけど、大きくなってるだけで走れなかったり、太ももの筋肉がガン!となってるような体型だったら、内腿が擦れたり…使える筋肉と、見せる筋肉って本当に違うんですよ。
──クロスフィットって、ジムに行って教えていただかないとできないものなんですか?
ウェイトを使っていきたいとなれば、ジムに来てもらったほうがいいんですけど。
おうちで、自分の体重を利用していくらでも動くことはできるので、スクワットだったり、腕立てだったり、腹筋。この3つの動きが土台になっているので。
走ってきて、腹筋して、また走ってから、腕立てして…というのでも、立派なクロスフィットですね。
──食事で気を付けている点はありますか?
炭水化物を食べないと思われているんですけど、朝には食べますね。
午前中にトレーニングしているので、朝におにぎりとか卵とかサラダを食べて、炭水化物でエネルギーを補給しておいて、トレーニングでエネルギーを使いきりますよね。
お昼には、野菜メインなんですけど、魚だったり、チキンを食べることもありますし。
──お昼も持っていかれるんですか?
そうです、深めのタッパーに野菜を入れて、上に卵乗せたり、チキンのせたり、上の具材だけを毎日変えていって。サラダのベースは冷蔵庫にストックしておくと、時間がかからないですね。脂質は摂ったほうがいいいですね、お肌がカサカサになっちゃうので。
夜には寝るために体を温めないといけないので、あったかめの温野菜と、お肉だったりとかが多いかな。
──毎日食べてて、他のものを食べたいってなるときはないですか?
それよく言われるんですけど、ないですね。
平日はスイッチオンなので、1日の食事、トレーニングのスケジュールが決まっているので。
──その分、土日のチートデイの2日間は朝から何でも食べていい日にしてるんですよね?
チートデイが終わった月曜の朝は体の動きは違うんですか?
そうですね、けっこう重いので有酸素運動を多めにやって、体に詰まってるものを飛ばす、多めに汗をかくようにしていますね。
──フィットネスに対する意識は日本人と外国人で違ったりしますか?
まったく違いますね。初めてLAに行ったときにびっくりして。
今日の私みたいに、みんなフィットネスレギンスを穿いて、おヘソ出したまま歩いてても普通なんですよ。
運動してるっていう自信が服装に出てて、日本の人は体型を隠してかわいく見せるっていう、かわいい文化っていうんですかね、それが日本ならではで。向こうは、どんどん出していくんですよね。
ヨガマット背負って、おヘソ出したままおばちゃんとかがカフェでランチしてたりとか、そういう光景が当たり前に広がっていて。
運動する文化が当たり前だから、こういう服装で歩いてても普通なんだって、運動するとフィットネスウェアって着ますよね?
着ることが当たり前になれば、珍しい目で見ることもないですし、それが大きな違いだなっていうのは感じましたね。
──AYAさんは、その運動神経を生かして、日本初上陸、世界最大の障害レース、リーボック スパルタンレースに挑戦されるんですか?
そうですね、この前に一回あってやったんですけど。前回も7キロで、7キロのあいだに20個くらいあったかな?
その障害物が出てきて、それを超えて走ってというような、泥んこになりながらやるんですけど。
低い有刺鉄線の下を匍匐前進で通ったりとか、高い壁を乗り越えて走ったり、いろんな障害物を疲れた体で超えていくタフなレースですね(笑)。
──これこそ、いろんな身体能力が必要になりますね。
そうですね、ちゃんと鍛えないとこれは厳しいと思います。
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