今週の「Athlete News」は、東京大学卒でボウリングの日本代表 春田恒平選手をお迎えしました。
──現在は、日立製作所の実業団チームに所属されているということですが、お仕事されながら練習されているんですか?
実業団と言っても、イメージは有志の同好会に近いものなので。普段は仕事100%ですね。
──仕事終わりの夜や、土日を中心に練習されるんですか?
そうですね。
──ボーリングは、ウエイトトレーニングや体力作りもされたりするんですか?
そうですね。特に海外遠征になると期間も長くて、疲労とかも溜まる試合になってくるので。
今年からは体作りも重点的に取り入れて、なおかつ、練習時間も減らさないよう頑張っています。
──ウエイトをはじめてから変化はありますか?
初めて3ヶ月くらいなんですけど、やっと実感がでてきたのでやる気が出てきたところではあります。
──今年、初めてナショナルチームに選出されました。
選考会の当日、実力を発揮して選出されたとお聞きしました、ご自身の手応えはいかがですか?
実力発揮どころか、実力の150%、200%くらいのものが出ての選出だったと思います(笑)。
──大きい大会に強いタイプなんですか?
どっちかと言うと、そういうタイプではなかったので意外だったんですけど。
自分の経歴から言っても、輝かしい実績があるわけではなかったので、正直、客観的に見て”難しいけどチャレンジしよう!”っていう中で、実力以上のものが出て選ばれたというのは嬉しく思っています。
こういう結果になった以上、これからは全プレイヤーの模範になるようなプレイヤーにならなくちゃいけないって思うと、プレッシャーではあるんですけど。プレッシャーを打ち破った先に、ひと回り成長した自分があると思うので、それに向けて日々精進したいと思います。
──来年には「アジア競技大会」が開催されます。こちらは日本代表として戦われますね
そうですね。前回の「アジア競技大会」が、男子に関して言えば、ダブルスが金メダルと銀メダル。トリオが金メダルという結果を残しているんですけど。そういう結果でも、まだボーリングには注目が集まってないのかなと思うので。
自分はそれを上回る成績を残して、もっとたくさんの方にボーリング競技に注目してもらえるような結果が残せればいいかなと思います。
──毎回、ゲストの方のお気に入りの1曲を伺っています。春田選手が試合前に聞いている曲、思い出の深い曲などありますか?
ゆずで「栄光の架橋」です。アテネオリンピックの体操男子団体の、有名な実況で聞いて、すごくかっこいいなと思ったのがきっかけだったんですけど。よく聴きてみると、アスリートの苦悩が伝わってくる歌詞で、自分自身結果が出なくて苦しい時期ではあるんですけど。
この曲を聴くと、苦しい局面も一歩一歩歩いて、進んでいった先には栄光が待っているんだと思って頑張れる曲ですね。
──試合前に聴いたりされるんですか?
試合前だったり、試合の結果がダメだったりしたとき、トレーニングがキツイ時に聴いて元気をもらっています。
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