今週の「Athlete News」は、2020年の東京オリンピックでの活躍も期待される、プロサーファーの田代凪沙選手にお話を伺いました。


──中学3年で全日本選手権を初制覇、2013年に高校1年でプロ資格を取得、日本プロツアー参戦1年目の2014年にグランドチャンピオン＆新人賞、2015年もグランドチャンピオン獲得と…順調過ぎて、ご本人的にはどうなんですか？

本当に嬉しかったんですけど。それまでの小学校5年生から中学で全日本制覇までは、全然勝てなくて優勝がなかったので…最初の全日本優勝は本当に嬉しかったです。

──海まで行くとなると、大会もいろんなところで行われますから移動も大変ですよね？

そうですね、お母さんによく連れて行ってもらいました。

──高校卒業した去年から海外ツアーにも参戦されていて、ますます大変じゃないですか？

他にもまわっている選手がいて、お互い助け合っていますね。年上の選手が多いので、免許を持っている方がいたら一緒に。

──海外だと生活スタイルも違って、習慣の違いもあって戸惑うことも多いんじゃないですか？

そうですね、時差ボケとかが大変ですね。

──海外の大会は日本の大会と違うものなんですか？

会場の雰囲気が全然違っていて、アメリカやオーストラリアはメジャーなスポーツになってきてて観客も多いんですけど。日本はまだ少ないと思います。

──高校卒業されて生活も一変されたんじゃないですか？

日本よりも海外にいることが多くなりました。

──海外の選手と戦われてどうですか？

精神的にも強いですし、環境も全然違うので、これから頑張っていきたいと思います。

──2020年の東京オリンピックのとき、田代選手は23歳。アスリートとしても年齢的にもいい時期だと思うんですけど。ご自身はどうですか？

日本とか海外のサーフィン界では年齢層が広くて、若い子も勝てば、30代近い方も勝ったりするので。でも、私的には20〜25歳くらいがピークだと思います。

──千葉県の一宮が会場になるということですが、どうですか？

平日よく行ってるところで、明日から行われる一宮のQSという試合も行われたりするので、日本の中では有名なポイントです。

──毎回ゲストの方にお気に入りの1曲を伺っています、田代選手はどのようなアーティストを聞かれるんですか？

テイラー・スウィフトとか、ケツメイシとか、洋楽も邦楽も聴きます。
車を運転する時も、飛行機の中でも聴いてますね。

──1曲選んでいただきたいんですけどどの曲にしますか？

ケツメイシの「ライフイズビューティフル」です。
負けた時に聞いて、前向きになれる曲なんです。

──どんな詞の内容なんですか？

”諦めないで頑張れ！”みたいな、まだまだ人生は長いみたいな感じですね（笑）。

──明日21日から、一宮千葉オープンが開催されます、この大会に田代選手も出場されます。初めて見る方もいると思いますが、魅力ってどんなところにありますか？

今回の大会は海外の選手もたくさん来て、見所もいっぱいあると思うのでぜひ来ていただけたら嬉しいと思います。


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