今週の「Athlete News」は、ラグビー界のスーパースター、元オールブラックスのダン・カーター選手にお話を伺いました。
ダン・カーター選手は、去年のラグビー・ワールドカップ・イングランド大会でニュージーランド代表の優勝に貢献し、年間MVPにも輝いたレジェンドです。


──ダン・カーターさんが賛同された、東日本大震災の被災児童自立支援プロジェクト「Support Our Kids」に参加して感じた事について伺いました


2011年に震災を受けた東北地方、そして、最近震災を受けた熊本で被災された方々に会うために九州へ行きました。
ラグビーを通じて、悲しみを味わった子供達がその悲しみを乗り越えて大きな喜びを得てくれた瞬間に携われたことが、今回のツアーで得たものです。

私も幼少期にオールブラックスに憧れて、サインを求めたり、写真を求めたりしていました。
私はラグビーから、たくさん素晴らしいものをもらったのでそのラグビーを通じて、私が小さい頃にラグビー選手からもらったようなことを、今の子供達に還元できれば、非常に素晴らしいことだと思うので。
そういった活動に参加できて、非常に嬉しく思っています。


b>──ダン・カーター選手の様に世界で活躍するスポーツ選手になるには、子供の頃にどんなことをしておけばいいのか聞いてみました

若い子供達は一つのスポーツにしぼる必要はまったくないと思います。
ニュージーランドがそうであるように、若い時はいろんなスポーツを試すことができる。やりたいと思ったスポーツは全部試すべきだと思います。
自分に対して、喜び、感動を与えてくれるスポーツが分かった時点で、そのスポーツを主にしてやっていけばいいので今はいろんなスポーツを試してください。

私はゴルフ、テニス、クリケット…10代の頃はいろんなスポーツを試して、”そろそろ一つのスポーツにしぼろうか”と思ったときに、ラグビーもしくはクリケットにしようと思いました。今はラグビーということに決断をして良かったと思います。
何故なら、ラグビーに決めたことによって素晴らしい思い出や、素晴らしいものをいただきました。


──ダン・カーター選手が試合前に聞いている、Cheer up Song!について伺いました


日本の皆さんはあまり知らないかもしれないですけど、ニュージーランドのバンドでShapeshifterというバンドがあります。
ドラムをベースとした音楽で、私の友人がプレイしているのですが、彼らの曲であれば試合の前にいつも聴いています。


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