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Athelete News
16.06.04
2020年 東京五輪にこめる想い
今週の「Athlete News」は、プロサーファーの稲葉玲王選手をお迎えして、お話を伺いました。


──稲葉玲王選手はお若いんですよね?

いま、19歳ですね。

──サーフィンって、オフシーズンとかはあるんですか?

オフシーズンはほとんどないですね。冬になるとハワイのほうに行ったりとかするので。

──常にシーズン、お休みがないということですよね。スイッチのオン、オフが大変じゃないですか?

大変ですね(笑)。

──伺ったところによると、去年は日本にいた日数が少なかったそうですね?

ほとんどいなかったですね。でも、今年は海外の試合より、日本で試合が多いんですよ。

──そういう時は、海外の試合と比べて違うんですか?

気持ち的には楽ですね。

──サーフィンと言えば、2020年東京オリンピックの追加競技候補になっていますよね。いよいよ、現実味がおびてきたんじゃないですか?

ただただビックリで、まだ実感はないですけど。

──試合は、どうやって行われるんですか?

だいたい、プロになると20分から30分くらいの間で1ラウンド行って、4人くらい入って、何本でも乗っていいんですよ。

──どうやって採点されるんですか?

乗った波の中から2本の一番いい波で、1本10点満点なので、20点満点の中でやる感じです。

──東京オリンピックに決まった場合、どこで行うかというのも試合を左右する重要なファクターだと思います

やっぱり、やってほしいのは地元の千葉でやってほしいですね(笑)。

──そもそも、玲王選手はどういう風にサーフィンを始めたんですか?

始めるきっかけになったのは父がプロで、家がサーフショップなので自然というか……強制的にっていう感じでしたね(笑)。

──物心ついたときには、サーフィンをやっていたんですか?

そうですね。でも、最初は泳げなかったので5歳くらいで始めたんですよ。

──泳ぎを習得する前に、もうサーフィンを習得しちゃってるということですか。5歳くらいのときから、波には乗れるものなんですか?

あんまり記憶はないですけど、立ってたと言ってましたね。

──プロになられたのがいつですか?

中学校1年生、13歳ですね。プロになって、すぐオーストラリアに留学してたんですよ。

──海外のほうが、プロのための指導が本格的なんですか?

波質も全然違うし、上手い選手も多いので、あとコーチングシステムもいっぱいあるんですよ。

──大きな波って、怖くないですか?

恐怖でしかありません(笑)。いつも、死ぬ思いで入ってますね、ただ乗れたときの達成感はすごいですね。

──お父様はどういう感じですか?

今まで褒められたことは、ほとんどないので(笑)。

──オリンピックとなると、親子の夢となるんじゃないですか?

そうですね。父がプロのときから、オリンピック競技になってくれることが夢だったと思うので。

──2020年東京オリンピックのとき、玲王選手は23歳ですね。心身ともに波に乗っている時なんじゃないですか?

そうですね。4年あるので、その中で世界ランキングを上げていって、その頃トップにいられるように出来たらいいなと思いますね。

──稲葉選手が、ここを強化していきたいという目標はあるんですか?

メンタルですかね。このラジオでも心臓バクバクなので(笑)。

──毎回、ゲストの方のお気に入りの一曲を伺っています。稲葉玲王選手が大会の前に聞いている曲や支えになっている曲を教えてください。

小さい頃からヒップホップとかが好きで、ラップとかよく聴いてますね。

──サーフィンというと、音楽とカルチャーと密接な感じがしますよね。
お父様の好きな音楽の影響とかもあるんですか?


そうですね。やっぱり、小さい時から車で流れていたので。飛行機乗っている時間とか長いので、移動の時とかよく聴いてますね。

──最後に全国のサーフィンファン、リスナーの皆さんにメッセージをお願いします

サーフィンを知らないリスナーさんには、ぜひ一度サーフィンを経験してほしいですね。サーフィンは自然のスポーツなので、自然を感じられると思います。
サーフィンファンの皆さんには、これから世界一目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします!




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