今週の「ATHLETE NEWS」は、先日、鈴鹿サーキットで開催されたスーパーフォーミュラ最終戦を終えた、小林可夢偉選手、中嶋一貴選手のお2人に今シーズンを振り返っていただきました。
ー可夢偉選手に9位で終えた鈴鹿でのレースを振り返っていただきました。
小林:残念ながらブレーキから火が出て、最後尾スタートとなってしまって、十分戦える準備はできていて、車もいい状態にあったので、残念ながら戦うところにいなかったのは悔しいですけど…自分の中ではベストを尽くして9位というのは、ベストな結果かなと思います。
ー今シーズンは可夢偉選手にとって、12年振りの国内復帰となったわけですが、振り返っていただきました
小林:全体的には悪くなかったんですけど、トップを戦える寸前のところにずっといたので、惜しいレースがだいたいだったなと思います。もうちょっと勝てるかなと思ったんですけど、残念ながら1年目としては自分なりのベストかなと思います。
いくつか、ポイントを落としたレースもあるので。そういったレースが無ければチャンピオンシップ的にも良かったのかと思いますけど、悔しいですね。僕らは戦いに来てるので。
レース的には面白いし、レベルも高いし、ちょっと経験が足りなかったかなと思いますけど。そういったところをカバーしながら今シーズン戦ってきて、全体的に最終日は良くなったかなと思っています。
来年はちゃんとチャンピオンシップを戦えるようなシーズンにしたいと思うし、まだ自分自身、何をするか分からないんで、決まってから話すべきだと思うんですけど、どういうレースであっても自分自身ちゃんと準備をして戦えるようにしたいです。
ー今シーズンを総合2位で終えた中嶋一貴選手、1戦欠場した中でチャンピオン争いを演じた 今シーズンを振り返ってもらいました。
中嶋:1戦欠場したことを考えたら、すごくいいシーズンだったと思いますけど、最後、鈴鹿とSUGO(宮城)と2戦、もうちょっと上手くやれてれば、石浦選手にプレッシャーを掛けられたかなというところはあるんですけど、自分としてはできる仕事をしたと思います。
1年間通していい結果を続けるのは、なかなか簡単ではないなと感じました。
ーチャンピオンを獲得した石浦宏明選手とは、6ポイント差、1戦出場できなかったことを考えると、惜しいところ。
中嶋選手、個人は2位でしたが、所属するチーム「トムス」は、年間のチームチャンピオンを獲得しました、そのことについても伺いました
中嶋:チームとして、総合力の高さはずっと見せられていると思いますし、アンドレも非常に速いドライバーなので、チームトータルとしてはポイントを取れるんですが、チーム内でのバトルもきついものがあるので、いい時と辛い時と、どっちもありますけどね。